
このハマジンチョウ科(Myoporanceae)ハマジンチョウ属のナイオ(Naio, Myoporum sandwicense)の木は約7-8メートルの高さ。2010年1月28日には花が沢山咲いていました。花の色は白、白に紫がかったピンクが混ざっているもの、またはピンクです。

この日、この大きなナイオの木に、カメハメハ・バタフライ(Kamehameha Butterfuly)ことタテハチョウ科アカタテハ属のプレレフア(Pulelehua, Vanessa tameamea)が沢山集まっていました。そこにも、あそこにも。あそこにも、そこにも。花は結構上のほうに咲いていましたから、上のほうを見上げての観察でしたが、ときどき私達の直ぐ側を飛びました。すばやい飛び方です。写真を撮ることができなかったので、別の場所で撮った写真を添えました。

古いオーヒア・レフアの木。

5〜600年ぐらい生きているのでしょうか。

直径が1年に1ミリぐらいしか成長しないというオーヒア・レフア、

この木たちは、いったいどんな変化を見てきたのでしょうか。

大きな気根をぶら下げているものもあります。

鳥達の声と、風に揺らぐ木々の音しか聞こえない古い森の中で、この大きなコア(Acacia Koa)の木の幹を触りながら、森の話や木々の話をしていたら、バキバキ・ガサガサ・ドシンという音と共に、傾いていた大きな枝が折れて倒れました。一瞬のできごとでした。

折れて倒れてきた主枝は、随分大きく長いものでした。割れた部分を見てみると、何年も前に割れた部分は腐って脆くなっていました。生きた部分が重い枝を長い間支えていたのでしょう。でも、とうとうこの日限界が来てしまったようです。

新しく割れたところは、しっとりとしていて、白っぽく綺麗な色でした。樹皮のすぐ内側は鮮やかな赤でした。当たって皮が傷つけられたところも赤い部分が見えていました。まるで動物が怪我をして血で赤くなっているような感じでした。

この部分は師部(phloem)と呼ばれる、糖を豊富に含んだ樹液を輸送する生細胞から成る部分なのでしょうか。ハワイ固有の蝶、プレレフア(カメハメハ・バタフライ)は花の蜜だけでなく、コアの樹液も好きです。
先端の枝を見てみると、既に枯れているものもありました。その中には虫が住んでいました。生きた部分も枯れた部分も、しっかりと森の命を育んでいます。

2010年1月、伊豆大島でガイドをしている、西谷香奈さんと鴻池友江さんに出会いました。そしてお医者さんの小島先生。2日間連続でハワイ火山国立公園での自然観察を行いました。
じっくりと時間をかけて、火山地形、溶岩、植物、鳥、蝶などを観察しながら、大島の活火山三原山と、ハワイの大島「ビッグアイランド」ことハワイ島の2つの活火山キラウエアにマウナロアの、共通点や相違点を知ることができ、大変有意義な体験となりました。
この写真の木はオーヒア・レフア。枯れているように見えますが、しっかりと生きています。
伊豆大島のネイチャーガイド・グローバルスポーツクラブのウェブサイト
グローバルスポーツクラブ・ネイチャーガイドの日記「キラウエア火山を歩いて来ます。」
これはハワイ島キラウエア火山のコオコオラウ(ko'ojo'olau)です。キク科(Asteraceae)センダングサ属(Bidens)です。キラウエア火山南東部にあたるプナ地区のカラパナの溶岩台地で見つけました。学名はBidens hawaiensisです。

上の写真では、内側の筒状花(とうじょうか, disk florets)が開き始めた様子がわかります。ひとつだけ開いています。

上の写真では筒状花が全て開いていて、それぞれのめしべがぐっと出ていて、外側の舌状花(舌状花、ray florets)は少し反り返っています。

キラウエア火山とコハラ山の標高50-1400メートルの乾燥低木帯、溶岩台地、湿潤森林帯に生える固有種です。70センチから2.5メートルに成長するそうです。

フアラライ山のコオコオラウを見る
マウナロア山とマウナケア山のコオコオラウを見る

人がほとんど来ない森の中で、
鳥たちのさえずりと、
風が木々をゆする音を聞きながら、
こんな風に絵を描いている人がいました。

ハワイ島ノース・コハラのカパアウにあるカメハメハ1世の銅像。
この写真を撮った日は、アメリカ合衆国の旗が逆さまでした。
ハワイ州の旗が逆さまなのは、時々見かけます。
これは悲しみや苦しみを表しています。
この日、アメリカ合衆国の旗が逆さまだったのは、
何を意味していたのでしょうか。
ハワイはアメリカの領土ではない、
ハワイ独自の土地なんだという主張でしょうか。