エコツーリズムと自然保護について考えるためのブログ。<ダーウィンが、ガラパゴス諸島ではなく、ハワイ諸島で進化論を提唱していたら、ハワイの開発や観光のあり方も異なっていたかもしれない・・・>

flowers from backyard三女が裏庭に咲いている花を摘んでブーケを作ってくれました。


日本では縁起物とされる真っ赤な実を付けたマンリョウ、ピンク色を帯びた赤と白のツツジ、とてもいい香りがするギンモクセイ、八重咲きのツバキ。


どの植物も日本や東アジア原産の植物なのでオリエンタル・ブーケです。


我が家にはマルバシャリンバイやナンテンやクロトンも植えてあるし、ヘクソカズラとう雑草もあります。ジャスミンやクチナシもです。日本や中国などアジア原産の植物が圧倒的に多いです。


鳥はといえば、日本から持ち込まれたメジロ、中国南部や東南アジアから持ち込まれたガビチョウ、カノコバト、シマキンバラ、チョウショウバト、ブンチョウなどがやってきます。インドハッカもですね。


唯一、我が家の庭にあるものでハワイ原産の植物は、ハプウという木性シダと赤と黄色の花を咲かせるオヒア・レフアです。家の近くにある大きな木にはイオ(ハワイノスリ)が住んでいて、オペアペア(ハワイのコウモリ)も近くに住んでいます。

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rose myrtle東南アジア原産のテンニンカ(Rhodomyrtus tomentosa,  rose myrtle/downy myrtle) は、標高200〜640mの、程よく雨が降るところを好むため、ハワイ島ヒロの山手にちょこちょとと生えているだけですが、カウアイ島のキロハナ・クレーターの辺りでは大繁殖しています。


フトモモ科テンニンカ属の常緑低木(2〜3メートルぐらいまで伸びます)で、繁殖すると、この植物だけが生える茂みとなってしまいます。木の実を食べる外来種の鳥(メジロなど)が種を運びます。


5弁の花はピンク色で、花径は3~5cm。1cmぐらいの黒紫色の小さな実がなります。


1920年以前に、観賞用の植物としてカウアイ島に持ち込まれたそうです。


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german ivyツタギク(Senecio mikanioides, Delairea odorata, German Ivy) は南アフリカ産のキク科の植物です。葉は、浅めに3〜10裂していて肉質です。先端付近に黄色い花が咲きます。

広く観葉植物として栽培される種ですが、ハワイでは浸入種として扱われます。ハワイでは1910年ごろから帰化し始めたようです。特にハワイ島の比較的乾燥した地帯(マウナケア山の西側など)に繁殖しています。マウイ島でも少し繁殖しているそうです。

ツタギクが木を覆ってしまうと、木が弱ってしまい、枯れてしまったり倒れてしまうので、よくないです。

 


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hau kuahiwiハウ・クアヒヴィ(Hibiscadelphus giffardianus)はアオイ科でハイビスカスの仲間です。ハワイ固有種です。


全長7m、幹は直径が30cmまで成長します。樹皮は白っぽい色で、葉の形は直径10〜30cmで円形もしくは、やや腎臓形。5〜7cmの花で花びらは外側が灰色っぽい緑で、内側は濃紅色。全開はしなせん。花が終わると実がなります。鳥媒花です。


この種は、1911年にハワイ島マウナロア山の南東側、標高1310m、ハワイ火山国立公園のキプカ・プアウルで発見されました。1本だけしかありませんでした。この固体は1930年に枯れてしまい、この固体の種から栽培したものから挿木増殖を行いました。現在でも、わずかな個体数しかない絶滅危惧種です。



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gorseゴースGorse(Ulex europaeus)は、西ヨーロッパ原産のマメ科の常緑低木で、60cm〜2mぐらいの高さに成長します。苗木は3小葉からなる葉を持ちますが、成長するとともに、葉の本体である葉身が退化して、4〜14mmの刺のような偽葉(葉柄が発達して葉の代わりになったもの)をつけます。


和名ではハリエニシダです。エニシダ(江戸時代に中国を経由して日本に渡来した地中海沿岸地方原産の低木)に似た黄色い花を咲かせ、針のように尖った偽葉を持つので、それが和名の由来です。


日当たりがよく、ある程度湿度のある場所を好みます。窒素を固定するタイプの植物なので痩せた土地にも繁殖し、群生します。また、カルシウムやマグネシウムやナトリウムなどの養分を土壌から吸収し蓄える性質を持っているので、土壌が悪化します。固体と固体の間には、大抵何も生えない状態になるので、土地が侵食されやすくなります。種はさやから3mも上に弾けとびます。除草するために燃やすと、とても燃えやすい木ですが、土中の部分が残り、そこから伸びてきます。また燃やした後は、種が発芽しやすくなり増える一方です。


ハワイでは、園芸種(垣根用)として持ち込まれたものですが、マウイ島とハワイ島の標高200〜2100mの牧草地や道端に繁殖しています。1910年ごろに帰化し始めたようです。ハワイ島では、マウナケア山の南東に面する中腹に大繁殖しています。


国際自然保護連合(IUCN)の「世界の外来侵入種ワースト100」のひとつに指定されています。



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長谷川 久美子

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