2008年4月20日のマウナケア山頂での写真です。サラサラとした雪だなぁ、結構新しい雪だなって思いながら、真っ白な雪に足跡をつけながら、4205mの山頂へ向かいました。私は、一歩一歩ゆっくりと登っていましたが、同行していた三女は大はしゃぎ。さっさ、さっさと登っていっては、この写真のように体で滑っていました。後でレンジャーが、前の日のお昼過ぎに雪が降ったんだよと教えてくれまひた。
夕日が雲海に沈み、下山し始めるとオレンジ色をした満月が昇ってきました。その約2時間後ぐらいにヒロへ戻る途中、月の光でできる夜の虹を見ることもできました。
雲海の上から下へとドライブする途中、雲の中に入ると、まるで深い霧のようでしたが、そこに明るい月の光が差し込んでいました。夜の虹が見れるかもと、車の窓から外を見ていると、虹の足が斜め後ろに見えました。車を停めて外に出ると、その虹は、まるで道の上に太鼓橋があるかのように、はっきりと見えました。うっすらと淡い虹色は、とても優しい色でした。色まで見えました。神秘的で、幻想的で、大感動でした。
しばらく外に立って眺めていましたが、車に乗ってドライブし始めてから、道がカーブして、その後は数分間ずっと方角が変わらなかったので、窓から完璧な形を保った虹を見つめることができました。(私はドライバーではなかったのでラッキーでした。)
夜の虹の光は、とてもとても優しい光です。太陽の光が月に反射され、地球の大気を通り抜け、雲や雨や霧や滝のしぶきに当たって屈折して私達の目に入ってきます。とても「有り・難い」光です。

2008年4月19日、久しぶりにキラウエア火山に行ってきました。
左の写真はキラウエア・イキ火口から見たハレマウマウ火口、右の写真はジャガー・ミュージアムから見たものです。
私が日本に行っている間に、色んな変動があったようです。噴気孔が大きくなっていました。2008年4月9日午後11時8分に2度目の爆発があったそうで、2008年3月19日の爆発よりは規模が小さかったようですが、噴気孔が5-10 meters (15-30 feet)拡大しました。
赤熱の岩片が飛び出している様子が確認されました。噴気孔から70 m (230 feet)ほど上の火口の縁まで飛んで上がったものもあり、爆破の数分後には、再び噴気孔がうっすらと赤く見えるようになったそうです。
翌朝、火口の縁付近での調査が始まり、どのようなスパターや溶岩の固まりが飛んできたのか調べられました。大きなものでは35 X 21 X 20 cm (14 X 8 X 8 inches)とうサイズのものがあったそうです。火山灰を調べるために置いてあったバケツに穴があいていたところを見ると、飛び出してきたものは熱かったという証拠です。 3月19日の爆発よりは、飛び出した岩片は少なかったそうです。ですが、ハレマウマウ火口展望台の木製のフェンスが更にダメージを受けました。
2008年4月16日午前4時ごろに、また爆発が起きたそうです。これは小爆発でしたが、赤っぽい火山灰(red rock dust, faintly pink ash)を噴出しました。
私は7日にハワイ島を経ち、17日に戻ってきました。10日間留守にしていた間に、こんなにも変動があったのです。
19日の夜は、カラパナ方面にも行ってきました。左の写真は、その時のものです。海に流れ込む赤い溶岩が滝のように見えていました。満月が昇ってくるのも見えました。
USGS HVO News Release April 10, 2008 "Halemaumau Vent Explodes a Second Time"
キラウエア火山ハレマウマウ火口内の噴気孔からでる噴煙は、数日間の火山灰が少なくなっていて、ペレの毛(Pele's Hair)やペレの涙(Pele's Tears)など火山ガラスが多く出てきています。
ハワイ火山観測所の観測データをもとにした推測では、この噴気孔の中、浅めのところに溶岩があって、火道を上昇してきているかもしれないそうです。振動も徐々に大きくなっているそうです。
ハレマウマウ火口展望台の駐車場に積もったペレの毛(Pele's Hair)や、ハレマウマウ火口内の噴気孔の2008年4月4日の様子と、赤外線での画像をご覧下さい。
この写真は2008年3月28日の12時ごろに撮った写真です。ぼやけた薄茶の噴煙がもくもくと上昇していました。でも、この日の午後3時ごろから、また白い噴煙に変わったそうです。それ以来、白い噴煙が続いています。このリンクをクリックすると、ハレマウマウ火口展望台の駐車場のあたりから展望台の辺りの様子が分かります。 ハワイの冬季には南からの風(コナ・ウインド)が吹くことがよくあります。このハレマウマウ火口の噴火が始まってからは、幸いそのような風が吹いていないので、この写真を写した場所やビジターセンターやボルケーノハウスがある辺りも二酸化硫黄や灰が飛んできていません。国立公園のすぐ外にある住宅地も大丈夫です。これからの季節は貿易風(北東からの風)がほぼ一定に吹く季節なので、引き続き大丈夫でしょうか。そう願います。
プウオオから流出し海へと達した溶岩は、3箇所に流れ込んでいます。
2008年3月10日から12日の間に出来たハワイ島キラウエア火山ハレマウマウ(Halema'uma'u)火口の噴気孔からモクモクと出だした噴気は、初めは水蒸気とガスを多く含む白い噴気でした。
しかし約2週間後(3月23日の夜の活動があってから)火山灰が混じった灰色がかった茶色の噴煙に変わり、3月27日の午前8時ごろから一時的に白い噴気と変わりました。この噴気孔から噴気が出てくる音は、カルデラの北西側の縁にあるハワイ火山観測所(ジャガー・ミュージアムに隣接した建物)でも聞こえたそうです。 午後にライブカメラの映像を見てみると、また灰色がかった茶色の噴煙に戻っていました。午後4時半ごろに戻ったそうです。この白い噴気には灰よりも火山ガラスが多く含まれていたそうです。
右下の写真は1973年(このブログ記事を書く35年前)のハレマウマウ火口で、火口縁と火口壁から噴気が沢山でている様子が分かります。右上の2枚の写真は今年のものです。火口の手前に見えている建物はハワイ火山観測所です。1969年から1974年にかけては、東リフトゾーン(East Rift Zone)のマウナウル(Mauna Ulu)が噴火していましたが、山頂部では、このような様子のときもありましたが、以下のような噴火が起こりました。
1971年:ハレマウマウ火口の東の縁、ハレマウマウ火口にある南西側のカルデラの縁で南西リフトゾーン(Southwest Rift Zone)に沿って、そしてカルデラの南側の縁での亀裂噴火
1974年:ハレマウマウ火口の南西の縁やカルデラの南側の縁とその南東部での亀裂噴火
1975年:ハレマウマウ火口の東側の縁での裂け目
その後、数年間は山頂部での噴火はありませんでしたが、1982年4月30日にハレマウマウ火口の東側の縁で短期間の裂け目噴火があり、同年9月25日にハレマウマウ火口より南東部側のカルデラ南側の壁の近くで裂け目噴火が起きました。その翌年1983年の1月3日に東リフトゾーン(East Rift Zone)のプウオオ(Pu'u O'o)の噴火が始まり、プウオオはそれ以来ほぼ継続的に噴火しています。1984年にはマウナロア山も同時に噴火しました。プウオオから流出した溶岩は2008年3月5日に再び(約9ヶ月ぶりに)カラパナ(Kalapana)方面の海に流れ込み始めて以来、今もなお海へと流れ込んでいます。




