
2008年4月8日から17日まで、ハワイ島エコツアーのプロモーション活動のため日本に行ってまいりました。
桜の花が咲くこの季節に、少しだけでしたが、日本に住む鳥達に出会うことができました。
英名(和名), 学名 Spot-billed Duck(カルガモ), Anas poecilorhyncha
Black Kite(トンビ), Milvus migrans
Rock Pigeon, Rock Dove(ドバト、カワラバト), Columba livia
Barn Swallow(ツバメ), Hirundo rustica
Japanese Wagtail(セグロセキセイ), Motacilla grandis
Brown-eared Bulbul(ヒヨドリ), Hypsipetes amaurotis
Japanese Bush Warbler(ウグイス), Cettia diphone
Japanese White-eye(メジロ), Zosterops japonica
Jungle Crow, Large-billed Crow(ハシブトガラス), Corvus macrorhynchos
鎌倉では、大き目のサギが2羽真上を飛んでいく姿を見ましたが、なんと言うサギだかわかりませんでした。少し黄色い小鳥も見かけましたが、フィールドノートを取らなかったため、なんという鳥だったのか調べることができませんでした。
鎌倉の山にはウグイスやメジロが沢山いました。この2種はハワイに持ち込まれていていますが、やっぱり原産地で姿を見て、泣き声を聞くのが一番だなと思いました。それにしても、トンビが沢山いるのには驚きました。
カルガモは鎌倉でも見ましたが、上の写真のカルガモは
郵船トラベルさんの企画でウォーキングをした世田谷区の
北沢川緑道にいたものです。東京都内で、それも渋谷の近くにこんなところがあるなんて、びっくりでした。
参考にした本は、

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フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂版
(2007/11)
高野 伸二 (日本野鳥の会)
この本の詳細を見る
私は夜に車を運転するときに、楽しみにしていることがあります。それはメンフクロウ(Common Barn Owl, Tyto alba)を見かけることです。
昨日は、三女のバレーボールの練習が終わり、夜8時ごろにパーパイコウという隣の町からヒロに帰る途中、メンフクロウが、さーっと飛んで、車の前を横切って行きました。
メンフクロウは1958〜1966年に野ネズミ退治のために北米からハワイに持ち込まれた種です。夜行性で、ネズミや、キリギリス科やコオロギ科などに属する昆虫や、鳥などを食べます。体長は35〜51cmで、顔面はハート型をしていて、目は黒く、くちばしは白いです。車のヘッドライトに照らされた姿は、全体的に白く見えます。
森林と草原の境界など、二つの違った特徴を持った環境の移り変わる移行帯「エコトーン」には、よくネズミや昆虫が出てくるようなので、メンフクロウにとっては絶好のハンティング・ゾーンのようです。なので、夜の運転中には、森林と道との境界などでメンフクロウが飛んでいる姿をよく見かけます。
このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの環境保護への取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。
2007年6月20日にイギリス・ロンドンのガドウィック空港に到着してから、7月4日にドイツのフランクルト空港を発つまでの2週間に観察した鳥のリストです。訪れた国は、イギリス、フランス、オーストリア、イタリア、スイス、リヒテンシュタイン、ドイツの7カ国で、交通手段は大型バスでした。
イギリス・ロンドンに到着して、まずウィンンザー城に行きました。エリザベス女王がお城から出てこれれるのを待っている間、とても綺麗な鳥の声が聞こえてきました。どんな鳥なんだろう、どこにいるんだろう・・・、探してみましたが、姿は見えませんでした。次の朝、ホテルの部屋の外からも同じ声が聞こえてきました。その鳥の声を聞いたときの感動も、その鳥の姿が見れたときの感動も忘れられません。その鳥はクロウタドリでした。ヨーロッパ滞在中、どこの国にいっても、この鳥の綺麗な声を聞くことができました。この種を観察してから、他にはどんな種がいるんだろう、どんな泣き声が聴けるんだろう、わくわくと胸が弾みました。
ウィンンザー城の側にはワカケホセイインコ(Psittacula krameri)もいました。イギリスでも繁殖していると聞いて驚きました。ハワイでも繁殖しているところがあります。ハワイではRing-necked Parakeetとは呼ばず、Rose-ringed Parakeetと呼んでいます。
私にとって初めてのヨーロッパ旅行だったのですが、観察した鳥たちは、ほぼ全種、私にとって生まれて初めて観る種だったので感動の連続でした。 計32種を観察することができました。
バードウォッチングが目的で旅をしたわけではないのですが、これだけの種が観察できたこと。観察した種で、移入種なのはワカケホセイインコだけ。その他の種は全て元来そこに生息する種だということ。そういう鳥たちは、ホテルの近くや、公園や、観光名所などにもいて、人間の日常生活の場の近くに住んでいるということ。うらやましく思いました。なぜならハワイでは、人間の日常生活の場の近くに住んでいる鳥たちは、キラウエア火山の山頂付近の森など特定の場所を除いては、ほぼ全種が移入種だからです。 固有の希少種の宝庫であった世界一孤立した海洋島ハワイは、いまや外来種・移入種の宝庫となっています。
参考にした本は、
Pocket Guide to the Birds of Britain and North-west Europe
Chris Kightley、Steve Madge、 Dave Nurney (1998/01)
Yale University Press
この本の詳細を見る
以下は、イギリス(E)、フランス(F)、オーストリア(A)、イタリア(I)、スイス(S)、リヒテンシュタイン(L)、ドイツ(G)で観察した鳥のリストです。
英名(和名), 学名, (観察した国)
Cormorant (カワウ), Phalacrocorax carbo (E)
Little Egret (コサギ), Egretta garzetta (F)
Mallard (マガモ), Anas platyrhynchos (E/S/A)
Common Buzzard (ノスリ), Buteo buteo (F/S/A/I/G)
Coot (オオバン), Fulica atra (S/A)
Mediterranean Gull (ニシズグロカモメ), Larus melanocephalus (I)
Black-headed Gull (ユリカモメ), Larus ridibundus (F)
Herring Gull (セグロカモメ), Larus argentatus (E/F)
Yellow-legged Gull (キアシセグロカモメ), Larus cachinnans (I)
Collared Dove (シラコバト), Streptopelia decaocto (E)
Rock Dove (ドバト), Columba livia (E/F/A/I/S/L/G)
Stock Dove (ヒメモリバト), Columba oenas (E)
Woodpigeon (モリバト), Columba palumbus (E/F)
Ring-necked Parakeet (ワカケホセイインコ), Psittacula krameri (E)
Pied/White Wagtail (ハクセキレイ), Motacilla alba (E/F/S/A)
Robin (ヨーロッパコマドリ), Erithacus rubecula (E)
Black Redstart (クロジョウビタキ), Phoenicurus ochruros (S)
Redstart(シロビタイジョウビタキ), Phoenicurus phoenicurus (S)
Stonechat (ノビタキ), Saxicola torquata (S)
Blackbird (クロウタドリ), Turdus merula (E/F/A/S/L/G)
Fieldfare (ノハラツグミ), Turdus pilaris (A)
Golodcrest (キクイタダキ), Regulus regulus (E)
Coal Tit (ヒガラ), Parus ater (A)
Great Tit (シジュウカラ), Parus major (A)
Starling (ホシムクドリ), Sturnus vulgaris (E)
Magpie (カササギ), Pica pica (E/F/S)
Raven (ワタリガラス), Corvus corax (E)
Carrion Crows (ハシボソガラス), Corvus corone (E/F/A/S/G)
House Sparrow (イエスズメ), Passer domesticus (E/F/A/I/S/L/G)
Chaffinch (ズアオアトリ), Fringilla coelebs (A)
Serin (カナリア), Serinus serinus (A)
Goldfinch (ゴシキヒワ), Carduelis carduelis (F/A)
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オナガミズナキドリ(Puffinus pacificus)は全長39cm、翼を広げると97cmぐらいの中形の海鳥で、海面近くの魚やイカを食べます。小さな魚やイカが大きな魚(マグロ)に追われ、海面近くに上がってくると、その周辺にオナガミズナキドリの大群が集まってくることがあります。尾がくさび(wedge)形をしていて、海面を鋏で切る(shear)ように餌をとるので、英名はWedge-tailed shearwaterです。 ハワイ語ではuau kaniと呼びます。
淡色型と暗色型があます。淡色型は額から頭上、体の上面、翼の上面が一様に黒褐色。体の下面は白。翼の下面もだいたい白で、縁は褐色。嘴は淡紅灰色で先が黒。足は淡紅色。暗色型は、体も翼も上面は黒褐色で、下面は濃灰色。 喉と胸の上部が薄灰色。嘴は灰色、足は淡紅色。
繁殖期以外は大洋で生活し、島で集団繁殖します。 4〜5月に土中に穴を掘って、6月に白い卵をひとつだけ産みます。雄と雌が10日おきぐらいに交代で卵を温めます。卵を温めていない親鳥が海に餌(小さな魚やイカ)をとりに行きます。親鳥が餌をとりに行くのは日中で、夜は巣に戻ります。52日ぐらいで雛が卵からかえり、100〜105日後に巣立ちます。 11月になると赤道反流に沿って南米の海岸へ渡って行き、3月になるとハワイに戻ってきます。
世界中に50〜60種類のミズナキドリが生息していますが、ハワイでは2〜3種しか見かけません。ハワイでよく見かける種はオナガミズナキドリで、淡色型のものが多いです。(日本では、淡色型のものが小笠原諸島や硫黄島で繁殖します。) ハワイでは27万羽ぐらい生息していますが、北西ハワイ諸島に集中しています。
地面に巣を作るため、犬や猫やマングースやネズミに狙われてしまいます。オアフ島のKaena Point Natural Area Reserveで、100羽以上の雛が、4〜5匹の犬に殺されてしまったということが、11月6日(月)にわかりました。 同保護区では、1996年に1匹の野良犬により1晩で40羽、2005年には1匹の野良犬により20羽ぐらい殺されてしまったようです。
このような動物による被害を抑え、外来の植物の伐採やゴミの削除も行って、ilimaやnaupakaなど本来あるべきハワイの植物を植えて繁殖地を改善する必要があります。
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ハワイガラス(Corvus hawaiiensis)はハワイ語ではアララと呼びます。 2002年に野生絶滅種となってしまいました。野生絶滅種とは野生では絶滅し、飼育下だけに生き残っている種のことです。
大きさは48-50cmで、ハシボソカラスよりも嘴が太めです。木の実(アカラ、アイエア、ホアヴァ、イエイエ、カナヴァオ、ママキ、マノノ、オハ・ケパウ、オヘロ、オラパ)、昆虫、森に住む鳥の卵や雛、花の蜜、花、腐肉などを食べます。
ハワイ島のフアラライ山と、マウナロア山の西側から南東部の標高300-2500mにある比較的乾燥したオヒアとコアの森に住んでいましたが、減少した原因は、環境が破壊されてしまったこと、外来種の鳥が持ち込んだ鳥の病気を蚊によってうつされるようになったこと(他の鳥たちも同じ理由で1890-1910年に減少しました)、人間が持ち込んだマングースや野良猫やネズミに捕食されてしまうこと、野良猫の糞からトキソプラズマ症に感染してしまうことです。また1890-1930年の間には、農夫たちに撃ち殺されていたようです。1931年より保護されるようになりましたが、それでも1980年代まで、このようなことが続いていたようです。
1973年から個体数を増やすための努力を開始しましたが、結局は野生絶滅してしまいました。飼育施設から野生に戻しても、病気にかかってしまったり、イオ(ハワイノスリ)に捕食されてしまったりしたのです。
問題は、アララに適した環境が殆ど残っていないことです。オヒアやコアの森では、本来は大きな木の下に、多種多様に植物が生えていたのですが、現在は牛などに食べられてしまっていて、イオ(ハワイノスリ)に追われても、飛び込んで隠れるところがなくなってしまっているのです。幼鳥は巣立ってからは、しっかりと飛べるようになるまでは地面近くに住みます。地面に降りれば、マングースや野良猫などがいるわけです。また餌を求めて標高が低いところに移動すると蚊がいますから、鳥の病気をうつされしまいます。
いったん破壊されてしまった場所を再び適した環境にするには長い年月がかかります。現在(2006年)飼育施設には53羽いるのですが、飼育個体数が少ないために、遺伝的な問題もあり、今後も飼育下繁殖をさせるためには様々な難関を乗り越えていかなければなりません。いつか野生復帰が実現しますように。
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