7月にハワイ島からマウイ島へと旅に出かけた。ヒロ空港を発ち、飛行機の窓から眺めるマウナロアとマウナケアの雄大な景色は、何度見ても見るたびに感動する。
太平洋プレートは年間約10センチ北西に移動してホットスポットから離れていっている。その動きに沿って飛行機がハワイ島からマウイ島に近づいて行くと、飛行機の窓の外を見ると、斜め後ろの方にハワイ島が見える。この日は天候が非常に良かったので、コハラ、マウナケア、フアラライ、マウナロアがはっきりと見えた。あの景色は一生忘れられない。
かつて存在した巨大な島「マウイヌイ」は、7つの火山(ペンギンバンク、ウエストモロカイ、イーストモロカイ、ラナイ、ウエストマウイ、カホオラヴェ、ハレアカラ)で形成されていた。今日のハワイ島よりも大きかったであろうという「マウイヌイ」がホットスポットから離れ、沈降し、侵食を受け、30万〜40万年前に2つの島となり、10万〜20万年前に3つの島となり、今日ではモロカイ島、マウイ島、ラナイ島、カホオラヴェ島の4つの島となっている。今日のマウイ島を形成するハレアカラとウエストマウイは、1万5千年ぐらい経つと2つの島になるという。
マウイ島のハレアカラ国立公園に向かう道から望む景色は素晴らしい。「マウイヌイ」を形成していた山々の頂が海面に浮かぶかのように見えて、ウエストマウイとハレアカラが引き裂かれていっている過程も見れる。
海に覆われてしまったマウイヌイの低地には、毎年11月から5月にかけて(12月から4月がピーク)にはザトウクジラが多く集まってくる。この比較的浅く暖かく、ザトウクジラにとって安全な子育て場所で、ハワイ諸島ザトウクジラ国立海洋保護区と指定されている。
今回のマウイ島への旅の1番の目的は「マウイヌイ」の一番新しい火山ハレアカラの山頂付近に自生する開花中のギンケンソウや他の高山植物を見ることであった。外来種の色鮮やかで派手派手しい花々より何千倍も何万倍も美しい。なぜなら深く長いストーリーがあるからだ。次回はウィリウィリの花を見に行くためにマウイ島の旅を計画しようと思っている・・・
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USGS "Volcano Watch" 1995年9月12日のマウイヌイについての記事 *********************************************


