エルニーニョ現象は、大気と海洋の大きな相互作用の結果で、気候変動を及ぼします。ペルーの漁師たちが、クリスマスのころに海面水温が高くなる現象をスペイン語で神の子、エルニーニョと呼んでいたのが語源です。
赤道太平洋では、通常の場合、東から西へ吹いている貿易風が、日射によって暖められた海面の水を西へ運び、温まった海水が太平洋の西側に溜まります。水の少なくなった東部太平洋(ガラパゴスやペルー沖では、深いところから冷水が湧昇してきます。西太平洋の暖水は摂氏28度以上あります。その上の空気も暖かく湿っていて、そこでは上昇気流とともに多くの積乱雲が発生します。そこで貿易風が吸い込まれるように強まります。
エルニーニョ現象が起こると、通常吹いている貿易風が弱まり、暖水が西太平洋から東に向かって移動し、対流と降雨のパターンを変化させます。暖水の東へ向かう移動と共に、暖水の上に立つ積乱雲の位置も東に移動し、ますます貿易風が弱まります。反対に貿易風が通常より強まり、東太平洋で強い湧昇により海水温が下がる現象をラニーニャと呼びます。水温はエルニーニョーで摂氏30度ぐらい、ラニーニャで摂氏24度ぐらいです。
ハワイでは1年は2つの季節に分けられます。夏に当たるカウ(日が高く高温で貿易風が安定した5〜10月)と、冬に当たるホオイロ(日が低く涼しく、風の不安定な11〜4月)です。通常の場合、ホオイロ(11〜4月)はカウ(5〜10月)に比べて雨が多く、気温も特に朝晩は低くなります。
ホオイロの季節(11〜4月)にエルニーニョの影響を受けると、通常より降水量が減り、干ばつが発生します。長期化すると、農業や漁業に問題をもたらし、生活用水が不足し、森林や草地の火災が発生したり、絶滅危機種にも大きな影響をもたらします。
逆にホオイロの季節(11〜4月)にラニーニャの影響を受けると、通常より降水量が増えます。強い低気圧の前線がハワイ諸島まで南下することが通常より多くなり、それに伴い、この時期に発達する亜熱帯偏西風(上空で西から東に向かって吹く、ジェットとも呼ばれる風、特に風の強い部分を偏西風ジェット気流と呼ぶ、夏には北緯50度付近に北上し風速も弱まる)に発生する気圧の谷が島の西側の日付変更線近くにできることにより、暴風雨や雷雨などを伴う「コナ・ストーム」または「サブトロピカル・サイクロン」と呼ばれる擾乱が通常よりも発生しやすくなります。竜巻が発生することもまれにあります。
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エルニーニョの影響を示す地図
ラニーニャの影響を示す地図
トロピカル・サイクロンについて
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2006年10月15日のM6.7とM6.0の地震の後に続発した余震のリスト(M6.7とM6.0の地震発生後24時間以内にM1.7以上の余震が80回以上もあったそうです。11月23日のM5.0の余震が起きるまでに、計160回以上の余震が起きています。以下のリストにはM3.0未満の余震は含まれていません。)
Size Date Time Location
M3.4 12/05/06 02:54am 42km (26 miles) of Hawi
M4.6 12/03/06 02:22am 18km (11 miles) WSW of Kawaihae
M3.0 12/01/06 11:42pm 1 km (0 mile) SSW of Pa'auilo
M3.2 11/25/06 05:49am 10 km (6 miles) NNE of Kukuihaele
M5.0 11/23/06 09:20am 21km (13 miles) WSW of Waikoloa
M3.0 11/18/06 06:18pm 5km (3 miles) WSW of Honoka'a
M3.1 11/15/06 10:08am 11km (7 miles) WNW of Ka'ena Point
M3.7 11/12/06 03:36pm 8 km (5 miles) SW of Waikoloa
M3.2 11/06/06 10:38am 11 km (7 miles) ESE of Waimea
M3.6 10/30/06 06:24pm 10 km (6 miles) SE of Waimea
M3.1 10/29/06 04:55pm 23 km (14 miles) WSW of Waikoloa
M3.4 10/26/06 01:23pm 23 km (14 miles) WSW of Hawi
M3.3 10/21/06 04:29am 32 km (20 miles) NNW of Kailua-Kona
M3.0 10/20/06 01:14pm 23 km (15 miles) W of Kawaihae
M3.1 10/18/06 06:40am 45 km (28 miles) SSW of Makena, Maui
M3.5 10/17/06 06:57am 21 km (13 miles) WSW of Kawaihae
M4.0 10/17/06 05:26am 19 km (12 miles) WNW of Kawaihae
M3.2 10/17/06 12:59am 12 km (7 miles) WSW of Waikoloa
M3.2 10/16/06 08:20pm 35 km (21 miles) W of Kawaihae
M3.4 10/15/06 03:11pm 16 km (10 miles) WSW of Waikoloa
M4.4 10/15/06 10:35am 23 km (14 mies) WNW of Kawaihae
M3.2 10/15/06 09:57am 13 km (8 miles) SW of Waikoloa
M3.7 10/15/06 08:19am 14 km (9 miles)W of Waikoloa
M3.1 10/15/06 07:53am 19 km (12 miles) WSW of Waikoloa
M3.1 10/15/06 07:33am 30 km (18 miles) NW of Kailua-Kona
M3.3 10/15/06 07:30am 10 km (6 miles) S of Hawi
M3.6 10/15/06 07:29am 13 km (8 miles) WSW of Waikoloa
M6.0 10/15/06 07:14am 19 km (12 miles) WNW of Kawaihae
M6.7 10/15/06 07:07am 17 km (11 miles) WSW of Waikoloa
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1868年から現在までの間にハワイで発生したマグニチュード6以上の地震のリスト
(このブログ記事内のマップには2006年10月15日の地震の震源は示されていません。その地震の震源を示すマップはここをクリックしてください。)
03/28/1868 M7.0 震源:ハワイ島南部
04/02/1868 M7.9 震源:ハワイ島南部、津波発生、100件以上の家屋が壊され、81人死亡
02/20/1871 M6.8 震源:ラナイ島
10/05/1929 M6.5 震源:ハワイ島フアラライ
01/22/1938 M6.8 震源:マウイ島の6マイル(9.6キロ)北、被害総額15万ドル
08/21/1951 M6.9 震源:ハワイ島コナ
04/26/1973 M6.2 震源:ハワイ島ホノム、被害総額:560万ドル
11/29/1975 M7.2 震源:ハワイ島カラパナ、津波発生、2人死亡、被害総額:410万ドル
11/16/1983 M6.7 震源:ハワイ島カオイキ、被害総額:600万ドル以上
06/25/1989 M6.2 震源:ハワイ島カラパナ、被害総額:約100万ドル
10/15/2006 M6.7 震源:ハワイ島カイルア・コナより北北東に10マイル(16キロ)、プアコより南西に6マイル(10キロ)離れたところ、被害総額7430万ドル以上

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2006年10月15日午前7時7分49秒に、ハワイ島でマグニチュード6.7の地震が起きました。震源はカイルア・コナより北北東に10マイル(16キロ)離れたところで、ワイコロアの近くに位置するプアコより南西に6マイル(10キロ)離れたところでした。24.2マイル(38.9キロ)の深さで起きた地震でした。
ヒロでも約30秒間揺れました。
その6〜7分後(午前7時14分12秒)には、マグニチュード6.0の余震がありました。震源は、ハワイ島北部のハヴィより南西に12マイル(20キロ)離れたところでした。11.7マイル(22キロ)の深さで発生しました。
上のマップを見ると、小規模な余震(マグニチュード4.4とそれ以下のもの)が続発したのがわかります。私はハワイ島の東側にあるヒロに住んでいますが、M6.6の本震と、M5.8の余震以降の余震は感じ取ることができませんでした。下のマップは本震の震源地と各地での揺れを色で表したものです。
今回の地震は、現在の火山活動によるものではなく、長い年月をかけて火山活動により島が拡張して地殻の中に蓄えられた圧力が、太平洋プレートの動きとともに、島が私たちの爪が伸びるぐらいの速さで北西へ移動する過程で、急激に開放されたために起きたものです。
被害はハワイ島だけではなく、他の島も影響を受けました。
崖崩れで道路が閉鎖されたり、橋が崩れ落ちたり、民家、ホテル、スーパーマーケット、病院、学校、教会などでは、家具や棚が倒れただけでなく、建物の一部が崩れたなど、広範囲に渡って被害を受けました。崩壊してしまった建物もあります。また石垣が崩れたり、水道管やガス管が破裂したところもあり、火災が発生した民家もありました。カワイハエ港も被害を受け閉鎖されています。
停電も広範囲で起こりました。停電の規模は、震源であるハワイ島よりもオアフ島のほうが、はるかに大きく、回復も遅かったです。オアフ島ホノルルでは、午後10時ごろまで停電が続いたところがあります。閉店となったレストランや商店やガソリンスタンドが多くありました。
停電になった空港では、キャンセル便も発生しました。ヒロ空港は一時的な停電だけで、震源に近いコナ空港でも午前10時には正常に戻りましたが、ホノルル空港では、お手洗いも使えない状態が長時間に渡り続きました。
ハワイ島では、翌日(月曜日)閉鎖された学校がいくつもあります。火曜日も閉鎖されたままの学校がありまし、1週間閉鎖される学校もあります。
フアラライ山では、少し崩れたクレーターもあり、マウナロア山頂のカルデラの北部も崩れた部分があるそうです。
この地震で死者は発生しませんでしたし、この地震による津波の恐れはありませんでした。今回の地震は日曜日に起きたので幸いでした。
$24.9 MILLIONRELIEF FUND(05/03/07)
Hulihee Palace: $1 million
Kohala Ditch: $500,000
Harbors and parks: $3.5 million
Upper and Lower Hamakua drainage: $3.5 million
Kawaihae Harbor: $1 million
National Energy Laboratory pipeline: $300,000
Courthouse repairs: $600,000
Hisaoka Gym, Keokea Beach Park, Paauilo Gym: $850,000
Kona Community Hospital: $200,000
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October 15, 2006 Earthquake FAQ (USGS)
10月15日の地震による被害の写真集
以下は新聞の記事
Earthquake 10月15日 (Hawaii Tribune Herald)
Shake, rattle and roll 10月16日 (Hawaii Tribune Herald)
Slides jolts Kealakekua Bay 10月16日 (Hawaii Tribune Herald)
Rattled 10月16日 (West Hawaii Today)
Jolts force infrastructure, business closures 10月16日 (West Hawaii Today)
Damage severe, but no major injuries reported 10月16日 (West Hawaii Today)
Patients evacuated from Kona Community 10月16日 (West Hawaii Today)
E. Hawaii suffers relatively minor inconveniences following quake 10月16日 (West Hawaii Today)
Earthquake aftermath10月17日 (West Hawaii Today)
Hulihee cracking extensive 10月17日 (Hawaii Tribune Herald)
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北西ハワイ諸島は18世紀と19世紀に国際貿易が盛んになったため、自然環境と野生生物が大きな打撃を受けました。 グアノ(海鳥の死骸、糞、餌の魚、卵の殻などが長期間蓄積して化石化したもの)を肥料に利用するために大量に採掘して自然環境が破壊されました。海鳥は羽毛を目的とした乱獲を受け、アホウドリの卵は食用にされ、ハワイモンクアザラシは肉、皮、脂肪が目的で乱獲され、移入種・外来種が増加し、生態系が破壊されてしまいました。野生生物の生息地が軍事利用された時代もありました。
北西ハワイ諸島での自然環境保護の歴史は 20世紀初期にさかのぼります。
1903年: セオドア・ルーズベルト大統領により、ミッドウェイ環礁を海軍の管轄とし、海兵隊を送り、海鳥猟に歯止めをかけました。
1909年: セオドア・ルーズベルト大統領により、ハワイ諸島保護区(Hawaiian Islands Reservation)が指定されました。
1940年: フランクリン・D・ルーズベルト大統領により、ハワイ諸島保護区(Hawaiian Islands Reservation)がハワイ諸島国立野生生物保護区(Hawaian Islands National Wildlife Refuge)となり、野生生物の保護活動が強化されました。
1967年: リンドン・B・ジョンソン大統領により、ハワイ諸島国立野生生物保護区(Hawaian Islands National Wildlife Refuge)内の陸地と同保護区近辺の海域にある海に沈んでしまっている土地が、研究と教育のための自然保護区(Research Natural Areas)に指定されました。
1983年: ロナルド・レーガン大統領により、排他的経済水域(Exclusive Economic Zone)が創設され、米国領土の200海里(1海里は約370km)内の海域の水産資源や非生物資源の全てが米国の管轄となりました。
1988年: ミッドウェイ環礁が、米国魚類野生生物局と米国海軍の共同管轄によるミッドウェイ環礁国立野生生物保護区(Midway Atoll National Wildlife Refuge)となりました。
1996年: ウィリアム・J・クリントン大統領により、ミッドウェイ環礁の海軍の基地が閉鎖され、ミッドウェイ環礁は米国魚類野生生物局のみの管轄となりました。
2000年: ウィリアム・J・クリントン大統領の大統領令により、北西ハワイ諸島サンゴ礁生態系保護区(Northwestern Hawaiian Islands Coral Reef Ecosystem Reserve)を創設されました。
2004年: ジョージ・W・ブッシュ大統領により、米国海洋アクションプラン(US Ocean Action Plan)における、北西ハワイ諸島の保護の重要さが認められました。
2005年: リンダ・リングル州知事により、ミッドウェイ環礁を除く全ての北西ハワイ諸島とその3マイル(4.8km)内の海域を州立北西ハワイ諸島海洋保護区(Northwestern Hawaiian Islands Marine Refuge)としていしました。
2006年: ジョージ・W・ブッシュ大統領により、北西ハワイ諸島とその周辺海域が北西ハワイ諸島海洋国家遺産(Northwestern Hawaiian Islands Marine National Monument)が創設されました。2007年にパパハナウモクアケア海洋国家遺産(Papahanaumokuakea Marine National Monument)と改名されました。
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ハワイモンクアザラシ(Monachus schauinslandi)のハワイ語名はイリオ・ホロ・イ・カウアウア('ilio-holo-i-kauaua) で、意味は荒海を走る犬です。 英名Hawaiian Monk SealのMonk(モンク)とは、修道士という意味で、頭がフードをかぶった修道士に似ていることと、群れでなく単体で行動していることが多いことから、モンクアザラシという名前が付いたようです。
現在の個体数は1300以下です。(約1200だとも言われています。今後これまでの傾向をたどれば、5年後には個体数が1000に以下になってしまうかもしれません)その殆ど(80〜90%)は北西ハワイ諸島に生息していて、南東ハワイ諸島に生息している個体数はわずかです。 約90%は出生地で一生を過ごします。
ハワイモンクアザラシは、サンゴ礁に住む魚、タコ、ロブスターなどを食べます。浅瀬の生物も食べますが、深いところに潜って大きな石をひっくり返して、その下に潜んでいるものを食べます。1600フィート(487.68メートル)の深さまで潜ることもあるようです。そこは太陽の光がまったくとどかないところですが、ところどころにある深海サンゴ礁に住む生物を食べます。そこでは大きな魚やサメとの競争がないところです。ハワイモンクアザラシは最高20分間潜っていることができます。通常の心拍数は1分間に55〜120回ですが、潜っている間は1分間に4〜15回になって、体内の酸素を節約します。生命維持に重要でない腕や足などの血管を収縮させて血液を流さないようにして、心臓や肺や脳などの生命維持に重要な器官に送る酸素節約反応です。
雌は5〜10歳で性的成熟を向かえます。交尾は水中で行われます。2月から7月の間に出産する場合が多いようですが、4月から5月にかけてが一番多いようです。 毎年約60%の雌が、それぞれ1頭だけ生みます。
生まれたばかりのハワイモンクアザラシの体長は30〜40インチ(76〜101センチ)で、体重は30〜40ポンド(13.60〜18.14キロ)です。短く真っ黒でふわっとした羊毛のような毛皮で覆われています。生後30〜40日で離乳します。離乳するとともに黒い毛は抜け落ち、背中から横側にかけては銀色がかった灰色に、喉元、胸、腹にかけてはクリーム色になります。 成長したハワイモンクアザラシは茶色っぽい色をしています。雌の体長は7〜8フィート(2.13〜2.43メートル)で、体重は400〜600ポンド(181.44〜272.16キロ)です。雄は雌よりも小さく、体長が約7フィート(2.13メートル)で、体重は300〜400ポンド(136.08〜181.44キロ)です。寿命は25〜30年です。
1800年代には、ハワイモンクアザラシは肉や皮や脂肪を採るために商業捕獲されていました。砂浜に横になって休む習性があるので、捕獲しやすかったため乱獲され、あっという間に固体数が減ってしまいました。わずか数年間での出来事です。個体数が少なくなり、商業的な利益が得られなくなったため、ハワイモンクアザラシ猟は行われなくなりました。
1900年代初期にハワイモンクアザラシの個体数が増え始めましたが、第二次世界大戦中には、アメリカ軍による海軍基地が建設されるなど軍事活動により、ハワイモンクアザラシの繁殖場所が大きな影響を受け、再び個体数が減少してしまいました。
人間が近くにくるようになると、これまで繁殖場所であったところをで繁殖しなくなったり、子アザラシが完全に離乳していないのに、母アザラシがいなくなってしまうということも起きるようです。
近代に入ってからは、北西ハワイ諸島での漁業が盛んになり、ハワイモンクアザラシ魚網や釣り糸に絡まってしまったり、漁業によりハワイモンクアザラシの食べ物が減少しています。
人間による妨害や生息地の破壊に大きな影響を受けるだけでなく、サメに食べられたり、シガテラ(熱帯の海洋に生息する微生物中に存在する毒素シガトキシンに汚染された海洋生物を摂取することにより発生する食中毒)による死亡例もあります。また、発情期は雄が攻撃的になり、性的成熟を向えていない雌を傷つけてしまうこともあります。複数の攻撃的な雄に襲われて雌が死んでしまうこともあります。このような行為は、特に雄と雌の総個体数の比率が3対1という地域で問題になっています。
モンクアザラシの仲間は、ハワイモンクアザラシ、チチュウカイモンクアザラシ、カリブモンクアザラシの3種が知られていますが、カリブモンクアザラシは1952年以来目撃例がなく、絶滅したものとされています。
ハワイモンクアザラシは、1976年に絶滅危機種として指定され、現在では米国海洋哺乳動物保護法(US Marine Mammal Protection Act)の「枯渇種」に、米国絶滅危機種保護法(US Endangered Species Act)の「絶滅危惧種」に、国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature and Natural Resources略してIUCN)のレッドリストでは「絶滅危惧種種」に指定されています。ワシントン条約・絶滅の恐れのある野生動植物の国際取り引きに関する条約(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora 略してCITES)の付属書IIで、ハワイモンクアザラシの無秩序な捕獲や乱獲、国際的な取引が規制されています。
ハワイモンクアザラシを観察する時のマナー:
人間が近づくと、驚いたり、ストレスを感じたりします。最低150フィート(45.72メートル)離れたところから観察します。大きな声を出すとアザラシを驚かしてしまいまいますから、静かに観察します。アザラシに気付かれたようで、こちらをじっと見つめているようであれば、アザラシに危険を感じさせないようにします。犬を近づけないこと。犬が噛むとアザラシが病気になる場合があります。アザラシを見かけたら、1-888-256-9840(The National Marine Fisheries Service)に連絡してください。
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「まさか? 地球の平均気温が2℃上がると世界がこう変わる!」気温上昇が地球に与える影響を知ることで今を見つめ直すきっかけができ、未来を変えようとする取り組みを知ることで、未来に希望を持たせてくれる一冊。Think the Earthプロジェクトhttp://www.thinktheearth.net/jp/の活動の一環として作成された本です。

気候変動 +2℃
(2006/04/07)
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ハワイの先住民たちは、自然に密着した生活を営んでいました。星の位置や月の満ち欠けから、正確に時間や季節を把握し、農業や漁業に活用していました。
Hilo ヒロ(1晩目):日が沈むと同時に、西の空に細い月(月齢1、日本で言う2日月)が見える夜です。この夜は魚はサンゴ礁に隠れているので、浅瀬での釣り(リーフ・フィッシング)には適していません。深海釣り(ディープ・シー・フィッシング)に適しています。タロイモやサツマイモなど地中にできる作物の収穫には適していない。
Hoaka ホアカ(2晩目): ホアカとは三日月という意味ですが、霊魂という意味もあり、霊魂が影を作り魚が隠れてしまうので、釣りには適していません。
Kū Kahi ク・カヒ(3晩目), Kū Lua ク・ルア(4晩目), Kū Kolu ク・コル(5晩目), Kū Pau ク・パウ(6晩目): サツマイモやタロイモを植えるのに適している。まっすぐ上に伸び、元気に力強く育つ。釣りに適しているが、潮の流れが変わる直前です。
'Ole Kū Kahi オレ・ク・カヒ(7晩目), 'Ole Kū Lua オレ・ク・ルア(8晩目), 'Ole Kū Kolu オレ・ク・コル(9晩目), 'Ole Kū Pau オレ・ク・パウ(10晩目): オレは無、非生産的という意味です。潮が満ちているし、海が荒れるので、釣りには適していません。作物を植えるのも控えめにし、釣りもオレ・パウが来るまで待ちます。
Huna フナ(11晩目): フナとは小さい、隠れているという意味で、また刺がある、角があるという意味でもあります。月の角ばったところが見えなくなることを意味しています。タロイモやサツマイモやヒョウタンなど、地中や葉の下に隠れるような作物に適したときです。穴に隠れている魚を釣るのに適しています。
Mōhalu モハル(12晩目):ハワイの四大神の中で一番偉い神だとされているカネ(太陽の光や新鮮な水など、生命の根源になる要素をつかさどる神)にとって神聖な夜なので、魚、海藻、果物を食べてはいけません。ヒョウタン、バナナ、タロイモなど、この月のように丸みを帯びて大きく育ってほしい作物を植えるのに適しています。
Hua フア(13晩目):フアとは卵、果物、種という意味です。満月に近づき卵のように丸みを帯びてきていることから、そのような名前がついています。農業に関連する気候や天気もつかさどるとされている、平和と農業、豊饒の神、ロノにとって神聖な夜です。陸も海も報酬豊かな日です。ハワイの先住民にとっては、満月は4晩続きました。フアが満月の1晩目です。
Akua アクア(14晩目):アクアとは神や女神のことです。死体、悪魔、偶像という意味もあります。2晩目の満月で、ほぼ完璧な満月です。釣りに適した夜です。食料が増えるように神々に捧げ物をしました。
Hoku ホク(15晩目):3晩目の満月で、ハワイの先住民にとっては一番丸い満月です。日の出の前に沈むことがあったので、Hoku Palemo沈んでいく星と呼び、日の出の時にまだ出ている場合はHoku Ili取り残された星と呼ばれました。 列状に植える作物に適しています。
Māhealani マヘアラニ(16晩目):満月最後の夜です。この満月も日の出の後にも見えます。現在一般的に満月と呼ばれる月です。農作物を植えることや釣りに関してだけでなく、全ての仕事、作業に適しています。潮の流れは強いですが、釣りには適しています。
Kūlua クルア(17晩目):この月は暗くなってから出てきます。初収穫物を神々に捧げます。潮の流れは強いですが、釣りには適しています。
Lā'au Kū Kahi ラアウ・カヒ(18晩目), Lā'au Kuū Lua ラアウ・ルア(19晩目), Lā'au Pau ラアウ・パウ(20晩目):ラアウとは植物のことです。ヒョウタンなどのツルは硬くなり、この日に植えた木の実(パンノキの実など)は硬くなってしまいますが、他の植物を植えるのには適しています。薬草を採集するのにも適しています。
'Ole Kū Kahi オレ・ク・カヒ(21晩目), Lā'au Kuū Lua オレ・ク・ルア(22晩目), 'Ole Pau オレ・パウ(23晩目): 再び、無と非生産的な3晩がやってきます。風が強く、潮が満ちています。作物を植えることも釣りを植えることもしません。草引きをしたり、片づけをしたりします。オレ・パウは海や漁業の神として信仰されているカナロアにとって神聖なる夜です。捧げ物と祈りをします。
Kāloa Kū Kahi カロア・ク・カヒ(24晩目), Kāloa Kū Lua カロア・ク・ルア(25晩目), Kāloa Pau カロア・パウ(26晩目):カロア・ク・カヒはオレ・パウに引き続きカナロアにとって神聖なる夜なので崇拝します。バナナ、サトウキビ、カジノキ、タケなど長い枝を持つ作物や、サツマイモやヤムイモなでツルを持つ作物を植えるのに適しています。釣り(特に貝や甲殻類)にも適しています。
Kāne カネ(27晩目):夜明けに出てくる月です。万物の根源、生命の神であるカネと、農耕の神、豊饒の神であるロノを崇拝することに専念します。健康と食料のためです。
Lono ロノ(28番目):夜明けの始まりに出てくる月です。引き続きカネとロノを崇拝します。雨のためです。
Mauli マウリ(29晩目):日の出とともに、または直後に出てくる月です。潮が引いて釣りに適しています。結婚式に適しています。
Muku ムク(30晩目):この月は日中に出てくるので全く見えません。釣りに適しています。
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10月6日、マウナケアの山頂で、夕方にブロッケン現象が見られました。1度目は虹色の光環の中に私達の影が見え、2度目は更に大きな虹色の光環の中に、私たちの背後にあった天文観測所のドームの影が見えました。山の影が雲海に映ることはよくありますが、ブロッケン現象が見られることは比較的少ないので、とても感動的でした。
オレンジ色の太陽が遠くに見える雲海の中へ沈んだ後には、大きく黄色に輝くハーヴェスト・ムーンが真っ白な雲の上に出てきました。素晴らしいお月見となりました。
ハーヴェスト・ムーン(Harvest Moon)とは秋分の日に一番近い満月の名前です。3年のうち2年は9月にありますが、10月にある年もあります。ハーヴェスト(harvest)とは英語で収穫という意味です。ハーヴェスト・ムーンは、北米の先住民たちにとっては、トウモロコシ、カボチャ、スクァッシュ、マメ、ワイルドライスの収穫期だという合図です。
月は毎晩、前の夜より約50分遅く出てきますが、ハーヴェスト・ムーンの次の日の夜は、ハワイでは前の夜よりも30分後に出てきます。その次の夜は、1日前の夜よりも35分後に出てきます。アメリカ本土では25分から30分後、カナダやヨーロッパ北部では10分から15分後だそうです。特に北国で農耕を営む人たちにとっては、日没後も月明かりで収穫作業が行える貴重な時期です。
日本での「中秋の名月」は、旧暦の8月15日で、ハーヴェストムーンの満月か、その1〜2晩前で、お月見だけではなく、収穫物を月に備える風習が各地に残っています。
ハワイの先住民たちにとっても、この季節は収穫期でした。
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ロコ・イア(Loko i'a)とは、フィッシュポンド(養魚池)を意味するハワイ語で、昔のハワイの人たちは、ロコ・イアを造って、魚の供給を増加させ、供給を安定させていました。
ロコ・イアには4種類あります。
ロコ・イア・カロ(Loko i'a kalo):川から水路(アウヴァイ)を経て灌漑するタロイモ(カロ)畑で、淡水魚(オオプ)や淡水エビ(オパエ)を養殖しました。このようなロコ・イアは大抵平民のものでした。
ロコヴァイ(Lokowai):川の近くに池を掘り、水路(アウヴァイ)を掘って、川から池に灌漑し、そこで魚を養殖しました。このタイプのロコ・イアは全く淡水だけのものもあれば、海に近いところでは、潮が満ちてくると海水も混ざるものもあります。
ロコ・プウオネ(Loko Pu'uone):海の側にあり、海岸線に平行するように造られたロコ・イアですが、海とロコ・イアが砂丘などでで隔たれていて、その砂丘の一部にはロコ・イアと海を結ぶ水路があります。山側の泉や小川からの水も少し灌漑します。
ロコ・クアパ(Loko Kuapa):海岸に造るタイプで、海に石垣(クアパ)を造りって取り囲むようにロコ・イアを造ります。海水と魚の取り入れ口(マカハ)は1つか2つです。満潮時にマカハを開けておくと、魚が海からロコ・イアに入ってきます。その後マカハをしめた状態にしておきます。海辺の泉や近くの小川からの淡水も入ってきます。このようなロコ・イアは、主に王族や酋長たちのものでした。
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地元の小学生たちが作成したロコ・イアの絵
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環境問題や社会問題など様々な問題の解決のためにお金をどのように使えばよいのか。百円から千円というわずかなお金からもできる社会貢献を紹介し、資本主義市場では、未来の世代や人類以外の生物種が参加することができず、個人や企業もきわめて短期的な利益を考えています。問題を解決するために、持続可能な経済社会を実現するためにも、私達ひとりひとりが努力することの大切さについて考えさせられる一冊です。Think the Earthプロジェクトhttp://www.thinktheearth.net/jp/の活動の一環として作成された本です。

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両親が開業したクイーンズランド爬虫類・動物公園を、現在のオーストラリア動物園に発展させ、米国のアニマルプラネットの人気番組クロコダイルハンターのホストを務め、世界中に自然の不思議さ、素晴らしさ、大切さを伝えてきたオーストラリアのスティーブ・アーウィン。 グレートバリアリーフで「海の危険動物」というドキュメンタリーを収録中にアカエイに胸を刺されたことによる彼の突然の死(9月4日)は、世界中の人々にとって、とても悲しい出来事でした。 エナルギーに満ちた彼の、自然と野生生物と環境保護に対する使命(ミッション)と情熱(パッション)と行動(アクション)は、今後、彼の奥さんテリーや娘ビンディや息子ボブだけでなく、世界中で多くの人たちに受け継がれていくでしょう。 彼のように、使命と情熱持って、それを果たすための絶え間ない努力と行動力を持って、好奇心と冒険心と貢献心を持って生きたいと思います。
His legacy will live on.
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