南アメリカの赤道直下にある、エクアドル共和国に属釣るガラパゴス諸島は、大陸から約1000キロ離れたところに点在する島々です。ハワイ諸島と同じようにホットスポットの活動により生まれた火山群島です。進化論を提唱したチャールズ・ダーウィンが注目した生き物が住んでいるところです。
ガラパゴス諸島は大陸から隔離されたところなので、独自の進化を遂げた固有種が多く存在することで有名です。総面積は7800平方キロメートルで、1959年に総面積の97.5%が国立公園として指定され、1978年に世界遺産として登録されました。現在では年間来訪者を65000人に定めた管理を制度化して、各島々の固有生物が、今後も独自の進化を続けながら生き続けることができるように自然を保護しています。
ガラパゴス諸島が国立公園となった1959年は、ハワイがアメリカ合衆国の50番目の州となった年です。ガラパゴス諸島よりも、はるかに孤立した島々であるハワイ諸島なのに、わずかに保護された場所以外は、変わり果ててしまい、固有生物の多くが絶滅してしまったハワイ諸島・・・ 太陽と海を売り物にしている「リゾート観光地」としてのハワイ・・・ あ〜、もったいない・・・
多種多様に独自の進化を遂げたハワイ固有植物や固有の鳥たちは宝物、Botanical TreasuresとAvian Treasuresです。
このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの環境保護への取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。テーマ:自然と自然保護 - ジャンル:趣味・実用
マウイ島4日目、この日の主な目的はハレアカラ国立公園のレンジャーに案内してもらうこと。今回の旅で1番楽しみにしていたことです。
マウイ島では、「Native」の雨林や雲林が非常に少なく・・・少なくというのは、もともと少ないのではなく、無くなってしまったという意味です。「Native」の森林を観ることができなければ、「Native」の植物や鳥を観ることができなければ、私の今回のマウイ島への旅はパーフェクトでないのです。これまで、海辺の植物や高山・亜高山植物は見ることはできても、ハナ・ハイウェイの途中で、ポツリポツリと残っているオヒアの木以外には、雲林や雨林の植物は、全く見ることができなかったので、わずかにでも残された森を少しでも見たいという気持ちでいっぱいでした。
レンジャーと待ち合わせをしていた駐車場に到着してしばらくすると、ネネが2羽、駐車場のすぐ側の草むらに飛んできました。なんてパーフェクトなタイミングなんでしょう。まるで私たちを出迎えに来てくれたようでした。
アメリカ大陸やアジアやオーストラリアなどから持ち込まれた杉や松やユーカリの林を歩き、その中で、ぽつりと残されたオヒアの木を見て、悲しくなりました。本来、オヒアやコアの下に生えるような植物も、ぽつぽつとあるだけ・・・「ほんとうなら、このあたりは雲林や雨林だったんだなあ、色んな植物が共存し、色んな鳥たちが住んでいたんだ・・・きっとこんな風だったんだろうな・・・」とハワイ島にある森を目に浮かべて想像力を働かせながら歩きました。
場所によっては、ハワイ島の1部に大繁殖しているハリエニシダやメラノキシロンアカシアなど外来侵入種もあちこち生えていました。ハワイ固有のコアの木に似たメラノキシロンアカシアは、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、マウイ島に侵入・繁殖しています。ハワイ島ではまだ繁殖していないはずですが・・
やっとたどりついた「Native」の森は谷の中でした。谷間には、牛や鹿や豚などが浸入しなかったために残されたというわけです。そこでは、ハワイ島にはないマウイ固有の植物もありました。やっと観れた「Native」の森・・・とてもうれしかったです。でも同時に悲しみも感じました。ほんのわずかにしか残されていない森・・・あらためて、ハワイ島のありがたみを感じました。ハワイ島も残った森は島全体からみるとほんのわずかの範囲ではありますが、島が大きいので、残された範囲は、マウイ島に比べるとはるかに広いのです。
案内してくれたレンジャーは、「Native」の植物や鳥たちに対する強い気持ちを持っていて、詳しく説得力のある解説をしてくれました。「Native」の森は外来の植生に取り囲まれ、ほんのわずかにしか残っていませんが、彼は彼の語りの中で、私たちを西洋人が渡来する前の、ポリネシア人たちが渡来する前の、手付かずの原生のハワイへと導いてくれました。心の奥深くに通じる体験でした。
この日の夜からは、キヘイにあるホテルに宿泊。ホテルの前からは白い砂浜が遠くまで続き、海の向こうには、モロキニ島とニイハウ島が見え、とてもきれいな景色でした。夕日もきれいでしたし、夜は三日月の光が海に反射して、神秘的な景色でした。「太陽もビーチも月も千数百年前とは変わっていないけれども、島の大半は大きく変わってしまったんだなあ・・・」と考えながら、今夜も森の中で寝ている鳥たちを目に浮かべずにはいられませんでした。
今回、数本しか残っていないという植物を観たのですが、つぼみがついていました。後1ヶ月すれば開花するそうなので、この植物の青い花を見るためにマウイ島を再訪問したいなと思っています。
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マウイ島3日目の朝、ネネ(Branta sandvicensis) の声が聞こえてきました。あわててテントから顔を出してみると、キャンプ場の上を飛んでいくネネの姿が見えました。
マウイ島のネネは絶滅してしまっていましたが、1962年にハレアカラ国立公園にネネが放鳥され、マウイ島でのネネの野生復帰の努力が始まりました。ウエスト・マウイでは1995年にハナウラに放鳥されました。現在ハレアカラ国立公園に約300羽、ウエストマウイに約200羽生息しているそうです。

この日は再びハレアカラ山頂に戻り、火口の中へと向かってハイキングをしました。ギンケンソウや他の高山植物をじっくりと観察することもできました。
ハイキングの後は、キャンプ場に戻り、のんびりと過ごしました。夜の星空は最高の美しさでした。前の夜、深夜から明け方にかけて、とても寒かったので、この日の夜はもう一枚多めに着て寝ることにしました。たまねぎのように沢山重ね着をしたので、だるまのような体でした。
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マウイ島2日目の朝、東の空が明るくなってくるとともに起きて、テントをたたみ、ドライブ開始。水平線から登る朝日はとてもきれいでした。海を隔ててハワイ島の4つの山(マナケア、マウナロア、フアラライ、コハラ)がはっきりと見えていました。山側には虹がかかっていました。
何箇所か滝の側で車を止めて、私たち以外誰もいない静けさの中、ただ滝の音だけという、清いひと時を楽しみました。
ラハイナに到着し、まずは海辺のレストランででランチ。捕鯨船時代に栄えた当時の面影を残した町並みを見ながら散歩しました。捕鯨船時代の刑務所など、何箇所か歴史的なスポットを見学してきました。
この日の最終目的地はハレアカラ。標高約2000mのキャンプ場にテントを張ってから、3055mの山頂へ向かいました。今年も花を咲かせているギンケンソウをあちこちに見ることができました。「あ〜やっぱり、ハレアカラ国立公園っていいなあ〜」とギンケンソウの花を見ながら思いました。自然保護の管理が徹底しているからです。
風が強くて、とても寒かったですが、雲海に沈む夕日は最高にきれいでした。キャンプ場に戻ったときには、もう暗くなっていて、三日月と星がきれいに見えていました。
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1年ぶりにマウイ島に行くことにしました。 ハワイ島ヒロ空港を発ち、北東部の海岸線沿いに飛びながら、飛行機の車窓からブロッケン現象が見れました。マウイ島に着陸する前にまた見ることができました。この旅で何かいいことがありそうな予感がしました。
レンタカーを借りて、まず1日目の目的地は南東部です。 「緑」を求めて出発。 グネグネと曲がった細い道をドライブして、いくつもいくつも小さな橋を渡り、いくつもの渓谷に入り・・・「あっ滝だ、きれいだな、あっ、また滝だ。うわっきれい。うわっ、また滝だ・・・」という感じで、助手席に座っていた私は、潤った景色を満喫することができました。時々雨が降ってきましたが、おかげで何度も虹を見ることができました。
ハナに到着すると、去年とは違った行動をとりました。まず今回見たかったのは、カメハメハ一世が一番愛していたというカアフマヌ女王の誕生の場です。敬意を払ってその神聖なる場所の前に立ってきました。
ハナにあるホテルを見てみたり、小さな資料館に行ったり、赤い砂の浜辺を歩いたり、海辺の植物を観察したり、のんびりと散策しました。
夕方、海沿いにあるキャンプ場に到着し、テントを張った後、海沿いを散歩して、滝も見てきました。海の上には虹がかかりました。帰り道、私たちの上をゆっくりとグンカンドリが飛んでいきました。
夜は雨が降りましたが、テントにあたる雨の音も、なかなか情緒があってよかったです。
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地球は、太陽からの光を受けて暖められ、その熱が空気中の二酸化炭素にさえぎられて宇宙に逃げることなく、人類が生存できる環境を作ってくれています。でも二酸化炭素が増えすぎることにより地球の温暖化が生じて、様々な問題が発生しています。
私たちは毎日の生活で、いったいどれだけの二酸化炭素を作り出しているのでしょうか。アメリカの自然保護団体The Nature Conservancyのサイトや米国環境保護庁U.S. Environmental Protection Agencyのサイトで計算することができます。
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4U2C, Inc.のロゴが完成しました。 この翼はハワイ島にのみ生息するノスリ「イオ」の翼を表現したものです。快晴の空高く飛ぶイオの姿は大変美しいです。4U2C, Inc.に翼がついて羽ばたけるようになりました。
Original Image Designの西田ヤスヒロさん作です。 http://originalimagedesign.blogspot.com/
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2007年6月20日にイギリス・ロンドンのガドウィック空港に到着してから、7月4日にドイツのフランクルト空港を発つまでの2週間に観察した鳥のリストです。訪れた国は、イギリス、フランス、オーストリア、イタリア、スイス、リヒテンシュタイン、ドイツの7カ国で、交通手段は大型バスでした。
イギリス・ロンドンに到着して、まずウィンンザー城に行きました。エリザベス女王がお城から出てこれれるのを待っている間、とても綺麗な鳥の声が聞こえてきました。どんな鳥なんだろう、どこにいるんだろう・・・、探してみましたが、姿は見えませんでした。次の朝、ホテルの部屋の外からも同じ声が聞こえてきました。その鳥の声を聞いたときの感動も、その鳥の姿が見れたときの感動も忘れられません。その鳥はクロウタドリでした。ヨーロッパ滞在中、どこの国にいっても、この鳥の綺麗な声を聞くことができました。この種を観察してから、他にはどんな種がいるんだろう、どんな泣き声が聴けるんだろう、わくわくと胸が弾みました。
ウィンンザー城の側にはワカケホセイインコ(Psittacula krameri)もいました。イギリスでも繁殖していると聞いて驚きました。ハワイでも繁殖しているところがあります。ハワイではRing-necked Parakeetとは呼ばず、Rose-ringed Parakeetと呼んでいます。
私にとって初めてのヨーロッパ旅行だったのですが、観察した鳥たちは、ほぼ全種、私にとって生まれて初めて観る種だったので感動の連続でした。 計32種を観察することができました。
バードウォッチングが目的で旅をしたわけではないのですが、これだけの種が観察できたこと。観察した種で、移入種なのはワカケホセイインコだけ。その他の種は全て元来そこに生息する種だということ。そういう鳥たちは、ホテルの近くや、公園や、観光名所などにもいて、人間の日常生活の場の近くに住んでいるということ。うらやましく思いました。なぜならハワイでは、人間の日常生活の場の近くに住んでいる鳥たちは、キラウエア火山の山頂付近の森など特定の場所を除いては、ほぼ全種が移入種だからです。 固有の希少種の宝庫であった世界一孤立した海洋島ハワイは、いまや外来種・移入種の宝庫となっています。
参考にした本は、
Pocket Guide to the Birds of Britain and North-west Europe
Chris Kightley、Steve Madge、 Dave Nurney (1998/01)
Yale University Press
この本の詳細を見る
以下は、イギリス(E)、フランス(F)、オーストリア(A)、イタリア(I)、スイス(S)、リヒテンシュタイン(L)、ドイツ(G)で観察した鳥のリストです。
英名(和名), 学名, (観察した国)
Cormorant (カワウ), Phalacrocorax carbo (E)
Little Egret (コサギ), Egretta garzetta (F)
Mallard (マガモ), Anas platyrhynchos (E/S/A)
Common Buzzard (ノスリ), Buteo buteo (F/S/A/I/G)
Coot (オオバン), Fulica atra (S/A)
Mediterranean Gull (ニシズグロカモメ), Larus melanocephalus (I)
Black-headed Gull (ユリカモメ), Larus ridibundus (F)
Herring Gull (セグロカモメ), Larus argentatus (E/F)
Yellow-legged Gull (キアシセグロカモメ), Larus cachinnans (I)
Collared Dove (シラコバト), Streptopelia decaocto (E)
Rock Dove (ドバト), Columba livia (E/F/A/I/S/L/G)
Stock Dove (ヒメモリバト), Columba oenas (E)
Woodpigeon (モリバト), Columba palumbus (E/F)
Ring-necked Parakeet (ワカケホセイインコ), Psittacula krameri (E)
Pied/White Wagtail (ハクセキレイ), Motacilla alba (E/F/S/A)
Robin (ヨーロッパコマドリ), Erithacus rubecula (E)
Black Redstart (クロジョウビタキ), Phoenicurus ochruros (S)
Redstart(シロビタイジョウビタキ), Phoenicurus phoenicurus (S)
Stonechat (ノビタキ), Saxicola torquata (S)
Blackbird (クロウタドリ), Turdus merula (E/F/A/S/L/G)
Fieldfare (ノハラツグミ), Turdus pilaris (A)
Golodcrest (キクイタダキ), Regulus regulus (E)
Coal Tit (ヒガラ), Parus ater (A)
Great Tit (シジュウカラ), Parus major (A)
Starling (ホシムクドリ), Sturnus vulgaris (E)
Magpie (カササギ), Pica pica (E/F/S)
Raven (ワタリガラス), Corvus corax (E)
Carrion Crows (ハシボソガラス), Corvus corone (E/F/A/S/G)
House Sparrow (イエスズメ), Passer domesticus (E/F/A/I/S/L/G)
Chaffinch (ズアオアトリ), Fringilla coelebs (A)
Serin (カナリア), Serinus serinus (A)
Goldfinch (ゴシキヒワ), Carduelis carduelis (F/A)
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