エコツーリズムと自然保護について考えるためのブログ。<ダーウィンが、ガラパゴス諸島ではなく、ハワイ諸島で進化論を提唱していたら、ハワイの開発や観光のあり方も異なっていたかもしれない・・・>

autograph今年も色んな体験をしましたが、ハイライトのひとつはダグラス・プラット(H. Douglas Pratt)氏に会えたことです。


プラット氏は、野鳥を含め野生動物の絵を描くアーチストとしても有名ですが、ハワイ固有のハニークリーパー(ミツスイ)を研究する鳥類学の第一人者です。


たとえば、彼のグワッシュ画法(gouache)や水彩画法(watercolor)で描いたハワイの鳥の絵は、全てが詳しく正確に描かれています。羽一本一本もそうですが、絵の中で鳥がとまっている植物も、必ずその鳥が好む植物が描かれています。


今年3月に彼のセミナーに参加しました。彼の研究結果や、ハワイの自然保護に対するアドバイスや、絵に関する情熱のことなど、とてもタメになるお話でした。彼の研究にも、彼の絵にも、私は大きな尊敬心を抱いています。


プラット氏のA Pocket Guide to Hawaii's Trees and Shrubs というハワイの植物に関する本を以前このブログで紹介させていただきましたが、以下の本は、ハワイの鳥を含む太平洋の島々に生息する鳥たちに関する参考書です。この本はプラット氏、フィリップ・ブルーナー氏、デルウィン・ベレット氏の三人が著者ですが、カラーイラストは全てプラット氏のものです。


A Field Guide to the Birds of Hawaii and the Tropical Pacific  A Field Guide to the Birds of Hawaii and the Tropical Pacific
(1987/06/01)
H. Douglas Pratt, Phillip L. Bruner, and Delwyn G. Berrett

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「観光だけじゃない! ビッグなハワイ島を遊び尽くすためのバイブル」ハワイ本で、「渓谷を歩き、心も身体も癒されるワイピオ渓谷ネイチャーハイキング」のツアーを紹介していただきました。

ハワイ本2 改訂版 (エイムック 1442 ハワイスタイル別冊)

ハワイ本  2  改訂版
初めてでも安心、リピーターも満足
ハワイ通によるロコ情報が満載
(エイムック 1442 ハワイスタイル別冊)
(2007/11/16)


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xmas bird count 200712月15日: 今年もまたクリスマス・バード・カウントに参加しました。去年一緒だった人も何名かいましたし、今年は地元の学校の先生も何人かいました。今月ボランティア活動をしたときに会った人にも再会することができました。


雨の中でのバード・カウントでしたが、参加者全員が、そこにいるだけで幸せだねという気持ちでした。


ここはフェンスで囲んで、ブタが来ないようにして森を守っているところです。また、牧場として利用されていた場所では、森林再生の努力をしているところです。自然界では絶滅してしまっているかもしれないミントや、野生の個体が後2〜3しかないかもしれないというようロベリアも植えています。ちょうどロベリアは花を咲かせていました。


バード・カウントを終えた後、皆でポットラック・ランチ(持ち寄りのランチ)をしました。持ち合わせ私たちは三女のバレーボール・クラブが資金集め活動として作ったカルア・ピッグを持っていきました。


ランチの後、ケアウホウ・バード・コンサベーション・センターに行きました。そこは、カウアイ島のプアイオヒ、マウイ島のマウイ・パロットビル、ハワイ島のパリラやアララを絶滅から守るために努力しているセンターです。


朝4時半に起きて、家を5時半に出発して、雨の中での行動でしたが、とても充実した1日でした。


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Allerton gardenこの日のハイライトは、ポイプにあるアラトン・ガーデン(Allerton Garden)です。


このガーデンは、米国州議会によって定められたナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン(National Tropical Botanical Garden)のひとつです。


ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデンの活動は、自然科学の研究(Scientific research)、 保護(Conservation)、教育(Education)を目的としています。ハワイとフロリダに、ガーデンが5ヶ所、保護区が3ヶ所あり、個人的な基金によって運営されています。


この土地は、エマ妃(Queen Emma)が所有していた土地で、ロマンチックな造園は、後に所有者となったロバート・アラトン氏(Robert Allerton)がデザインしたものです。映画ジュラシック・パークの撮影ロケ地のひとつです。


アラトン・ガーデンを案内してくれたガイドのジョンさんの説明は大変詳しく、植物の不思議さと、植物の大切さについて再認識できる機会を与えてくれました。彼は素晴らしいインタープリターです。ツアーが終わる前の、最後の話を聞きながら、私は感動のあまりに涙が出てきました。


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alakaiアラカイの深い森に入っていきました。ここは、世界で一番降水量が多いところのひとつです。珍しい植物の宝庫です。あ〜、私にとっては天国。


雨が降っていました。時々強い風も吹いてきました。トレールは、板道(boardwalk)になっているところ以外は、ぬかるんでいて、泥だらけでした。


鳥たちは、雨が降っていたし、風が強かったからでしょうか、時々しか見られませんでした。でも、アパパネやイイヴィもいました。アマキヒ、アケケエ、アキキキも見ることができました。あ〜、幸せ。


モキハナ、オヘ・ナウパカ、ナニ・ワイアレアレなど、ハワイ島の雨林ではみられない種を、じっくりと観察しながら歩きました。


雨に守られた森・・・約500万年に渡って育まれた森・・・


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hibiscus kauai1年半ぶりのカウアイ島。ハワイ島ヒロからオアフ島ホノルル空港を経由して、カウアイ島リフエ空港に到着。リフエ空港に到着する前から、カウアイ島の森の中に入りたくて、ソワソワします。


私が住んでいるハワイ島とカウアイ島と、どっちが好きですかと聞かれると、いつも答えるのに迷います。どちらも同じぐらい好きだからです。


空港に到着後、美味しいサンドイッチを食べて、山の尾根へ登りました。


今年は11月ごろから雨が多くて、このトレールも泥だらけでした。歩いている最中も雨だったので、流れる水もありました。風も強かったです。自然の中を歩くことが大好きなので、雨が降ってても、へっちゃらです。


最初はテンニンカという外来植物で生い茂っているところを通り抜けて行きました。「通り抜けて」というのがぴったりとしたところでした。この辺り全体に繁殖しているようで、トレール自体もこの植物で覆われていました。


雨の中、ドロドロのトレールを歩いていくと、傾斜がきつくなり始めました。すると、ところどころにハワイ固有の植物が見え始め、その数が次第に増えてきて、心が弾んできました。振り返ってみると、美しい緑の山々が見えてきました。息を呑むような景色です。1年半前に歩いた、海の景色がとても綺麗な場所が遠くに見えました。ハワイ島では絶対に見られない景色です。


急な坂を登って行きました。靴は泥んこ、そしてよく滑ります。両手も使って登っていったので、手も泥んこになりましたが、雨が降っていたので、泥はすぐにとれました。


ああっ、この木はコア、これはオヒア、これはコピコ、これはイエイエ、これはマイレ、これはナウパカ・・・と次々にハワイ島でも見かける見慣れた固有植物が沢山生えていました。そして、カウアイ島固有の植物も目に入ってきました。興奮状態でした。


とても感動したのは、カウアイ島固有の赤いハイビスカスの花を見つけたからです。大満足!ひとつだけ、けなげに咲いていました。トレールの両脇は崖です。そういうところですから、人による害が少なく、草食動物に食べられることもなく、生き延びているんですね。何本か生えていましたが、花を咲かせていた木が一番大きいようでした。樹齢はどのぐらいなのか判りませんが、古い木のようでした。幹をなでて、優しく声をかけてあげました。尊敬と、感謝と、励ましの声です。


下りは、何度も尻餅をつきそうになりましたが、無事車に戻り、リフエで夜の買出しをして、森の中のキャビンへと向かいました。


キャビンに到着したころには、綺麗な星空が見えていました。暖炉に火をつけて、夕食を楽しみました。外から聞こえてくるのは雨の音だけ。壁に飾ってある絵は、私が大好きなウィリウィリの花。夜遅くまで話が盛り上がりました。


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friends今月(2007年12月)、ボビー長尾(カウアイ島のエコツアーガイド)と、日本で私たちの窓口となってくれているディスカバリー・ツアーの南部浩さんとの同窓会をカウアイ島で行いました。


3人で集まるのは、2006年の5月と12月に引き続き3回目です。今年の夏は、南部さんの息子さんが、ハワイ島の我が家に1週間、カウアイ島のボビーの家に2週間ホームステイしたりと、家族ぐるみでのお付き合いです。しっかりとした友情と信頼関係を築いています。


ハワイの自然(特に固有の植物や鳥たち)を心から愛し、守ろうと一生懸命のボビーと私にとって、南部さんの存在は大変大きいです。私たちの気持ちを理解してくれて、私たちのやっていることを、ツアーを企画してくださる旅行会社の方々に的確に伝えてくれます。南部さんの、ハワイの土地の人達や自然に対する敬意が深い証です。


エコツアーとしてのポリシーをしっかりと持って、それを再確認するためにも、この同窓会は大切な事業の一環となっています。


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オンラインで公開されている、デジタル図書館でハワイに関する本が読めます。

HDL: Hawaii Degital Library
ULUKAU: The Hawaiian Electronic Library



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bat


私は、夕暮れ時に田舎道をドライブしているときにや、夕暮れ時に家の近所を散歩しているときに、楽しみにしていることがあります。それはコウモリです。


今年の夏、現在オペアペアの実態を調査しているUSGS Pacific Island EcosystemsのResearch BiologistであるDr. Frank J. Bonaccorsoのレクチャーを受けました。


ハワイのコウモリはHawaiian hoary bat (Lasiurus cinereus semotus)は、、ハワイ語でオペアペア('ope'ape'a )と呼びます。 絶滅危惧種です。オペアペアが、いつごろハワイ諸島に渡ってきたのかは不明だそうですが、ポリネシア人の渡来よりも以前のようです。北米から南米から渡ってきたものではないかと言われています。


オペアペアは小さなコウモリで、体重は5〜8オンス、腕を広げると10 1/2 〜 13 1/2 インチです。大抵オスよりもメスのほうが大きいです。毛は赤みを帯びた色かこげ茶で、特に耳の辺りが白っぽいです。入念に毛づくろいをして毛を清潔に保つそうです。


昼間は、単独で森の中の気に入った木に逆さにぶら下がって寝ています。日が沈むと、オペアペアは食べ物を求めて単独で行動し始めます。不規則で、ふらふらとした感じで、ジグザグに、または円を描くように飛ぶので、ぱっと見てオペアペアだと判ります。


オペアペアは自分の縄張りの領域で、飛んでいる夜行性の虫(主に大き目の蛾や甲虫ですが、蚊やシロアリ)を超音波で探します。一晩のうちに、自分の体重の計40%に比重するだけの獲物を食べることもあり、獲物を求めて一晩のうちに、12マイルも離れたところまで飛んでいくこともあるそうです。夕暮れ時や、月夜や、夜明けごろに、森の外れや、池の上や、ビーチなどで観かけることが多いです。


原生の森にも、外来種の植物が多い場所にも生息していて、餌場は山側から海側にかけて広範囲です。一晩のうちに、電波のトランスミッターを利用して調べてみたところ、標高102〜3280フィートまで移動した固体も記録されています。


哺乳類の小動物なので温度変化に敏感で、急な斜面を持つ渓谷のように(たとえばハワイ島のワイピオ渓谷)高いところに、または低いところに移動して温度調節ができるところを好むそうです。


夏(特に6〜7月)が繁殖期です。 妊娠期間は約80日で、1〜2匹の子供を生み、約6週間母乳で育てます。子供は生後4週間ぐらいは自分で飛べませんから、お母さんは子供を宿り木にとまらせておいて、餌を探しに行きます。もし、その宿り木が安全な場所でなくなると、お母さんは子供を別の木に移動させようとして失敗してしまうことがあるので危険です。子供を自分の体にとまらせて飛ぶというのは難しいからです。 


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ohe hano ihu

この写真は、ハワイ火山国立公園のレンジャーがオヘ・ハノ・イフ(ohe hano ihu)を吹いている様子です。


オヘ・ハノ・イフは竹(ohe)で作った縦笛で、3つの穴でメロディーを奏でます。息を吹き込む穴に鼻を当てて、鼻息で演奏します。


昔は、女性への求愛や合図として鼻笛を吹いたそうです。鼻からの息は、魂・心からの清い息だと考えられていました。食べる、嘘をつく、嘔吐するなど、口は不浄であるため、鼻からの道は清いとされていました。


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hawaii natural history associationハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)のビジターセンター(Visitor Center)とジャガー博物館(Thomas A. Jaggar Museum)にあるブックストアは、Hawaii Natural History Associationという非営利団体(nonprofit organization)が運営しています。


国立公園のインタープリテーションや、教育的・科学的・歴史的な目的を持った活動をサポートするための、国会により認められた非利団体です。


国立公園内にあるブックストアやオンライン・ブックストアからの利益は、国立公園のインタープリテーション・プログラム、研究・調査プログラム、博物館で行われるアクティビティー、ビジターに無料で配られるパンフレット、文化的なデモンストレーションなどのために使われます。


ブックストアの運営だけでなく、本を出版したり、ビデオ・DVDやポスターなども製作する事業も行っています。


Hawaii Natural History Associationがサポートしている国立公園
  ハワイ火山国立公園
    (Hawaii Volcanoes National Park)
  ハレアカラ国立公園
    (Haleakala National Park )
  カロコ・ホノコハウ国立歴史公園
    (Kaloko-Honokohau National Historical Park)
  プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園
    (Puuhonua o Honaunau National Historical Park)
  プウコホラ・ヘイアウ国立歴史遺産
    (Puukohola Heiau National Historic Site)
  アメリカン・サモア国立公園
    (National Park of American Samoa)


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hvnp playing cardsこのトランプはハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)のビジターセンター(Visitor Center)にあるブックストアで買いました。(4ドル)


レフアの蜜を吸うアパパネ(アカミツスイ)、イイヴィ(ベニミツスイ)、ネネ(ハワイガン)、ハッピーフェイス・スパイダー(体の模様が「ハッピーフェイス」のようなクモ)、カメハメハ・バタフライ(アカタテハの仲間)、ホヌ(アオウミガメ)、キラウエアとマウナロアの火口、真っ赤な溶岩を吹き飛ばしている噴火の様子、海に流れ込む溶岩、溶岩トンネル、真っ黒な溶岩大地に芽生えるシダ、巨大に生い茂るシダの森など28種類の写真が楽しめます。



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テーマ:ハワイ - ジャンル:旅行

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got dead bird


ハワイには鳥インフルエンザ(bird flu, avian influenza)や西ナイルウィルス(West Nile Virus)は、まだ浸入していません。 ですが、浸入してくる可能性はあります。


鳥の死骸を見つけたら、211(フリーダイアル)に電話をするか、http://www.gotdeadbird.org/report.htmlに必要な情報を記入して報告し、検査のために死骸を回収しもらいます。死骸は腐敗していないものに限ります。また車に轢かれてしまったような死骸は検査の対象になりません。


すぐに回収してもらえない場合は、死骸を冷蔵するか冷凍しておきます。死骸は素手で触らないように、手袋を使うか、ビニール袋に手を入れて死骸をつかんで、袋を裏返しにします。袋に入れたものを、さらに別の袋に入れます。死骸を扱った後は、手をよく洗う必要があります。How to Pick Up a Dead Bird



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german ivyツタギク(Senecio mikanioides, Delairea odorata, German Ivy) は南アフリカ産のキク科の植物です。葉は、浅めに3〜10裂していて肉質です。先端付近に黄色い花が咲きます。

広く観葉植物として栽培される種ですが、ハワイでは浸入種として扱われます。ハワイでは1910年ごろから帰化し始めたようです。特にハワイ島の比較的乾燥した地帯(マウナケア山の西側など)に繁殖しています。マウイ島でも少し繁殖しているそうです。

ツタギクが木を覆ってしまうと、木が弱ってしまい、枯れてしまったり倒れてしまうので、よくないです。

 


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テーマ:自然と自然保護 - ジャンル:趣味・実用

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とても詳しいハワイのシダに関する本。


Hawaii's Ferns and Fern AlliesHawaii's Ferns and Fern Allies
(2002/11/30)
Daniel D. Palmer

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長谷川 久美子

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