"Sir-etok"(シリエトク)とはAynu itak(アイヌ語)で、sir(陸地・大地)のetok(先端・前)という意味だそうです。アイヌ人の自然との関わりから生まれた地名に、和人がその音に漢字を当てはめたのが「知床」です。上手く当て字をしてありますが、言葉に託された意味が、意味が全く異なる漢字によって隠されてしまっているのが寂しいですね。
ハワイ島の最南端であるサウスポイントのハワイ語名はKa Lae(カ・ラエ)です。意味はthe point。Sir-etokと少し意味が似ています。
ハワイ火山国立公園内キラウエア火山の溶岩大地から南に大きく広がる海と、Ka Laeの方角に続く海岸線と、そこから続くマウナロア山のシルエット、そしてその上にある雲に沈んでいくオレンジ色に輝く夕日・・・この素晴らしい光景を知床国立公園で働くご夫婦と共に楽しみました。
ハワイ火山国立公園も知床国立公園も世界遺産です。ハワイ語もアイヌ語も文字のない言語でした。共通点がたくさんあります。
今月、知床国立公園で働く方にお会いできたことと、先月阿蘇くじゅう国立公園の阿蘇火山博物館で働く方にお会いできたことにより得た体験は、自然と自然保護、自然の中に生きた人々の言葉、知恵、文化と、その保存の大切さについて、観光のあり方などに関して、より深く考える機会を与えてくれました。
このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの環境保護への取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。


