エコツーリズムと自然保護について考えるためのブログ。<ダーウィンが、ガラパゴス諸島ではなく、ハワイ諸島で進化論を提唱していたら、ハワイの開発や観光のあり方も異なっていたかもしれない・・・>

halemaumau 032808この写真は2008年3月28日の12時ごろに撮った写真です。ぼやけた薄茶の噴煙がもくもくと上昇していました。でも、この日の午後3時ごろから、また白い噴煙に変わったそうです。それ以来、白い噴煙が続いています。このリンクをクリックすると、ハレマウマウ火口展望台の駐車場のあたりから展望台の辺りの様子が分かります。

ハワイの冬季には南からの風(コナ・ウインド)が吹くことがよくあります。このハレマウマウ火口の噴火が始まってからは、幸いそのような風が吹いていないので、この写真を写した場所やビジターセンターやボルケーノハウスがある辺りも二酸化硫黄や灰が飛んできていません。国立公園のすぐ外にある住宅地も大丈夫です。これからの季節は貿易風(北東からの風)がほぼ一定に吹く季節なので、引き続き大丈夫でしょうか。そう願います。

プウオオから流出し海へと達した溶岩は、3箇所に流れ込んでいます このページのトップへ

halemaumau steam 20082008年3月10日から12日の間に出来たハワイ島キラウエア火山ハレマウマウ(Halema'uma'u)火口の噴気孔からモクモクと出だした噴気は、初めは水蒸気とガスを多く含む白い噴気でした。

しかし約2週間後(3月23日の夜の活動があってから)火山灰が混じった灰色がかった茶色の噴煙に変わり、3月27日の午前8時ごろから一時的に白い噴気と変わりました。この噴気孔から噴気が出てくる音は、カルデラの北西側の縁にあるハワイ火山観測所(ジャガー・ミュージアムに隣接した建物)でも聞こえたそうです。 午後にライブカメラの映像を見てみると、また灰色がかった茶色の噴煙に戻っていました。午後4時半ごろに戻ったそうです。この白い噴気には灰よりも火山ガラスが多く含まれていたそうです。 halemaumau 2008

kilauea map右下の写真は1973年(このブログ記事を書く35年前)のハレマウマウ火口で、火口縁と火口壁から噴気が沢山でている様子が分かります。右上の2枚の写真は今年のものです。火口の手前に見えている建物はハワイ火山観測所です。1969年から1974年にかけては、東リフトゾーン(East Rift Zone)のマウナウル(Mauna Ulu)が噴火していましたが、山頂部では、このような様子のときもありましたが、以下のような噴火が起こりました。


halemaumau 19731971年:ハレマウマウ火口の東の縁、ハレマウマウ火口にある南西側のカルデラの縁で南西リフトゾーン(Southwest Rift Zone)に沿って、そしてカルデラの南側の縁での亀裂噴火
1974年:ハレマウマウ火口の南西の縁やカルデラの南側の縁とその南東部での亀裂噴火
1975年:ハレマウマウ火口の東側の縁での裂け目


ocean entry 2008その後、数年間は山頂部での噴火はありませんでしたが、1982年4月30日にハレマウマウ火口の東側の縁で短期間の裂け目噴火があり、同年9月25日にハレマウマウ火口より南東部側のカルデラ南側の壁の近くで裂け目噴火が起きました。その翌年1983年の1月3日に東リフトゾーン(East Rift Zone)のプウオオ(Pu'u O'o)の噴火が始まり、プウオオはそれ以来ほぼ継続的に噴火しています。1984年にはマウナロア山も同時に噴火しました。プウオオから流出した溶岩は2008年3月5日に再び(約9ヶ月ぶりに)カラパナ(Kalapana)方面の海に流れ込み始めて以来、今もなお海へと流れ込んでいます。

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kilauea eruptionキラウエア火山ハレマウマウ火口の噴気孔から灰が放出されていて、これまで白かった噴煙が今は灰色がかった茶色になっています。噴煙は風に吹かれて南西に傾き8〜1.6キロ(0.5〜1マイル)伸びています

2008年3月23日(日曜日)の夜には、ハレマウマウ火口展望台の下側にあるこの噴気孔から光を放つ小さな物質が放出されているのが観察されました。勢いをもって飛び出してハレマウマウ火口の縁に落ちたものもあるそうです。

2008年3月24日(月曜日)の朝、前夜の噴火により飛び出したペレの毛(Pele's hair: 液体の溶岩が空中で伸びて髪の毛のように細くなって固まったもの)やペレの涙(Pele's tears: 液体の溶岩のしずくが空中で固まって落下したもの)やスパター(spatter: 液体の溶岩のしずくが空中で固まらないまま落下したもの)がハレマウマウ火口展望台の辺りで確認されました。火口の縁に落ちていたものの中で一番大きかったものは10センチ(4インチ)だったそうです。 現在この噴気孔の直径は30〜35メートル(100フィーと)です。

放出された溶岩は少量でしたが、 ハレマウマウ火口で溶岩が見られたのは1982年以来初めてのことです。その時はハレマウマウ火口の東側で裂け目噴火が起きて溶岩が火口内に注ぎ込みました。その前は1974年と1971年にハレマウマウ火口の西側で裂け目噴火起きて溶岩が火口内に注ぎ込みました。その前は1967〜1968年にまたがり8ヶ月続いたハレマウマウ火口内での噴火です。その時は火口底部が完全に溶岩で覆われて溶岩湖ができていました。

earthquakes 
USGS HVO News Release March 24, 2008 "Halema`uma`u gas plume becomes ash-laden"

2008年3月18日に設置されたハレマウマウ火口のライブカメラ

現在の二酸化硫黄情況
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yusen

 
2008年 
春の東京・自由散策
トワイライト・エコウォーキング

(東京でのエコウォーキングは、私にとって初めてです。行ったことのないところに行けること、見たことのないものが見れること、これまでに感じたことのないことが感じ取れること、そして新しい出会いがあること、とても楽しみにしています!)

協力:ハワイ州観光局、味の素(株)、東急百貨店東横店
※ご参加の方にアミノバイタルプレゼント! ・・・だそうです。

【日時】4月13日(日)日帰り
【集合場所】渋谷駅南口モヤイ像 15:00
【解散場所】小田急線梅が丘駅 17:30
【参加代金】無 料  ※要予約
【散策ルート】 約7km・2時間半
渋谷駅東口…東急百貨店本店…能世能楽堂…松濤美術館…
駒場公園…駒場野公園…淡島…北沢川緑道…羽根木公園…梅が丘駅 


〜知られざるハワイの大自然〜
世界遺産ハワイ島とカウアイ島

(ここでハワイの自然についてのお話をさせていただけることになりました!)

【会場】東急百貨店東横店 西館8F催事場
※13:00〜14:45 開催 ※要予約制
※イベント終了後に、上記ウォーキングを実施されます。
 どちらかでも、両方でもご参加可能です。
※ウォーキング後に、食事会を予定されています。
 (お支払いは各自で。)



お問い合わせ・ご予約は、郵船トラベル・ハイキングツアー専用デスクまでどうぞ。
フリーダイアル:0120−819−215(ハイクニイコウ) このページのトップへ
halemaumau explosion2008年3月19日水曜日、午前2時58分にキラウエア山頂部のカルデラ内にあるハレマウマウ火口が爆発しました。カルデラ内での噴火としては、1982年以来初めての噴火で、カルデラ内での爆発的な噴火としては1924年以来初めての爆発でした。

1924年の水蒸気爆発に比べると小規模でしたが、30ヘクタール(75エーカー)に渡り、岩片が飛び散りました。クレーター・リム・ロードの一部や、ハレマウマウ火口近くの駐車場や、そこからハレマウマウ火口の展望台へのトレイルが岩片で覆われ、展望台の木製フェンスも一部壊れてしまいました。爆発後5時間経った時点では、熱すぎて触ることができない岩片もあったそうです。溶岩の流出はありませんでしたので、熱水かガスによる爆発でした。

クレーター・リム・ロードを覆った岩片は直径2センチぐらいの大きさで、展望台に近づくほど大きな岩片だそうです。最大のものは1メートル近くの大きさ、平均90センチ(2.6フィーと)だそうです。2,000キログラム(2.7トン)ぐらいの重さがあるのではないかと推測されています。クレーターの縁より70メートル(230フィート)以上下にある噴気孔から吹っ飛んできたものです。展望台の近くに落ちている30センチ(1フィート)ぐらいの岩片の周りには衝撃クレーターが見られます。ハレマウマウ火口底部の噴気孔に近い方の半分ぐらいにも岩片が散らばっています。これらはハレマウマウ火口の東側の火口壁の古い溶岩の破片です。

この爆発によって、ハレマウマウ火口の東側火口壁に直径20ー30メートル(65−100フィート)の火口状のくぼみができました。まだ大量に二酸化硫黄(SO2)が出ていて、頻繁に岩が欠ける音が聞こえるそうです。

USGS HVO News Release March 19, 2008 "Explosive eruption in Halema`uma`u Crater, Kilauea Volcano, is first since 1924"

Volcano Watch March 20, 2008 "Something had to change after 25 years"

山頂部では、二酸化硫黄の量が多いため、2月20日からクレータ・リム・ロードの西半分が閉鎖されています。現在の二酸化硫黄情況

2008年3月18日に設置されたハレマウマウ火口のライブカメラ
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hinode先週の初め、国立天文台ハワイ観測所の山麓施設で、2006年9月に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」がとらえた高精細な太陽観測画像を見せていただきました。

教育用DVD「ひのでが見た太陽」というタイトルのハイビジョン版ムービーで、 「プロローグ・ひので」 (2分)と「ひのでが探る太陽」(16分)の2つが含まれていました。

太陽は常に地球に共存する生き物全てに恩恵を与えてくれます。私達の目に見える太陽は静かで、その光はとても美しく、その温かさはとても優しく、普段私達はあって当たり前のように思っている太陽の恵みですが、太陽という恒星の活動を地球の大気の外で観察してみると、活動の激しさが見えます。私はこのDVDで太陽の表面の動きを観て、その途轍もなく巨大な力を感じました。

DVDを観ながら、その4日前(3月7日金曜日)にハワイ火山国立公園で観た、キラウエア火山プウオオ火口からのオレンジ色の溶岩が止まることなく海に流れ込む様子や、その2日前(3月9日日曜日)の夜にカラパナで観た、海に流れ込む直前のオレンジ色に輝く溶岩の光や、その辺りから立ち上がり揺らぐ水蒸気や、ゆっくりと前進してきた溶岩が内側からむらむらと熱を放ち、固まった表面の亀裂の中が赤く生々しい姿や、山側の溶岩トンネルが破裂して、そこから流出して眩しいほどの光を放ってる溶岩を思い出し、目に浮かべました。生きた地球の力でした。

カラパナで溶岩を観たあの夜、三日月と星をちりばめた夜空の下を歩きました。あの星ひとつひとつが太陽のように活動していて、太陽が私達に力を分け与えてくれるように、月面に反射して地球に到達する太陽の光も、遠く遠く遼彼方からくる星の光も、私達に力を分け与えてくれているんですね。 地球の力よりも、はるかに、はるかに、巨大な太陽と星の力。地球の大気内に入ってくる力はほんの一部で、私達の体で感じ取れるのは、そのまたほんの一部なのだけど、偉大なる力なんだなぁって思いました。

ひので可視光磁場望遠鏡で観測した黒点の動画
ひので可視光磁場望遠鏡で観測したカルシウム線によるフレアリボンの成長を示す動画
ひのでX線望遠鏡で観測されたコロナの構造が太陽の自転によって左から右へ移動していく様子
地球と同じぐらいの大きさのX線輝点が明るくなったり暗くなって消えてしまったりする様子
イメージ・ムービー・ギャラリー

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カラパナのすぐ隣のカイムにあった有名な黒砂海岸カイム・ビーチは、1990年に海岸だけでなく湾まで溶岩で覆われてしまいました。西側から湾の中へと流れ込む溶岩を、私は家族と一緒に、ヤシの木やハラの木が沢山生えていた湾の東側から観ました。夜でしたが、溶岩の明かりで周りの人たちの顔が見えていたように覚えています。沢山の人が観に来ていましたが、私達のすぐ後ろにいた人たちはチャントを唱えていました。


そこで生まれ育った人たちの心境は、私が想像できる範囲では感じ切れないものでしょう。カラパナがあるプナ地区はハワイ諸島の東の果てで、ハワイの文化が長く強く残っていた場所のひとつでもあります。


この本は、溶岩で覆われてしまう前のカラパナとその周辺のことを覚えている人たちにとっても、全く知らない人たちにとっても、大変貴重な1冊です。


この本の表紙の女性はプナ地区出身のピイラニ・カアヴァロアさんです。彼女が踊るフラは、ただ見た目に美しいフラというのではなく、土地が持つマナと彼女が持つマナが湧き出してくるフラです。私は、彼女が踊るフラを観ると、観ているだけで、歌が作られたそこの土地の土の匂いまで嗅ぐことができる!って思います。そんな彼女の語りが、この本の最後の章、締めくくりとなっています。



Aloha O Kalapana Aloha O Kalapana
(1992/04)
Frankie Stapleton

この本の詳細を見る



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halemaumau2008年3月15日(土曜日)の午後2時過ぎに、カラパナから少し西側の海に流れ込む溶岩を見に行きました。大量の蒸気が立ち上がり、何箇所かに赤い溶岩が注ぎ込んで入る様子が見えました。


プウ・オオから流出してきた溶岩が海に流れ込んでいるところは、1987~1989年にプウ・オオの少し東側にあるクパイアナハから流れてきた溶岩によって覆われてしまったカパアフという村があったあたりの近くです。その近くには、プナルウ、別名クィーンズ・バスという海水と淡水が混ざった池もあり、そこは絶好の大自然のスイミング・プールでしたが、それも1987年に溶岩で覆われてしまいました。約20年経った後、その辺りに再び溶岩が流れてきたのです。


海に流れ込む溶岩を見学した後、再び車に乗り130号線をドライブし、"Star of the Sea"カトリック教会の前を通ると、ちょうど結婚式を挙げているところが見えました。そこは溶岩が海に流れ込んでいるところから約6キロのところです。この教会の建物はもともとカラパナの中心部にあったものですが、1990年に溶岩が接近してきた時に移動させたものです。もともとこの教会があったところや、カラパナのすぐ隣のカイムにあった有名な黒砂海岸カイム・ビーチも溶岩で覆われてしまっていて、昔の姿は全く残っていません。


この後キラウエア火山の山頂付近へと向かう途中、黙々とガスを噴出しているプウ・オオ火口を見ました。1983年の1月3日から25年もほぼ継続的に活動してます。


山頂部のカルデラ内のハレマウマウ火口の東側の火口壁からは、二酸化硫黄を多く含む蒸気がもくもくと出ていました。3月10日から12日の間に出来たばかりの噴気孔です。14日の夜から少し赤くなっています。暗くなるとぼんやり赤く見えます。この新しい噴気孔は、ハレマウマウ火口の縁にある展望台の真下ぐらいにあたるところです。


キラウエア火山は活発に活動しています。


USGS HVO News Release March 14, 2008 "New gas vent in Halema'uma'u crater doubles sulfur dioxide emission rates"


豆知識: 熱い表面からでる光は、ぼんやりとした赤で摂氏430度以上(華氏806度)です。明るいオレンジ色やオレンジ色がかった黄色の溶岩の表面温度は摂氏900度(華氏1,650度)を超えています。

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keaukahaケアウカハ(さっと言うとケオゥカハと聞こえます。)とはハワイ語で通り過ぎる海流という意味。(Keaukaha: the passing current) ケアウカハはヒロ湾より東に続く海岸線沿いの地区。ケアウカハは地元っ子が海と接する場所。ケアウカハはハワイアンの血を引く住民が多い場所。ケアウカハは大地と海と空と人の心がつながっているところ。


ケアウカハの海辺は巨大な火山マウナロアが流しだした溶岩の指先です。真っ黒な溶岩の合間に白い砂があるところや、黒と緑の砂の小さな浜辺もあります。ケアウカハから見えるマウナケアはとても清く美しいです。


先週のある朝、まだ人気のすくない時間にケアウカハに行きました。まだ誰も足跡をつけていない、しっとりと濡れた黒と緑の砂がとても綺麗で印象的でした。海辺の真っ黒な溶岩の上を真っ黒なカニが動きまわり、真っ黒な貝が夜を待ち眠っていました。


車に戻る途中、子供達の声が聞こえてきました。そしてその子供達に話しかけている大人の声も。学校の遠足だったのでしょうか。話している言葉は全てハワイ語でした。あ〜、これぞハワイ!


カレオハノという素晴らしい曲があります。ルイス・ムーン・カウアカヒ(Louis Moon Kauakahi)が書いた詩で、"イズ"こと故イズラエル・カマカヴィヴォオレ(Israel "IZ" Kamakawiwo`ole)が歌うカレオハノを聞くと涙がでるぐらい感動します。(涙が出るぐらいと表現しましたが、私は何回聞いても毎回感情がこみ上げてきて涙が出ます。)


Kaleohano
(The Voice of Authority and Respect)

Kaleohano, `o Kaleohano kou inoa
Kaleohano, Kaleohano (is) your name
Ku'u home, ku'u home, ku'u home `o Keaukaha
My (in a form expressing affection) home, my home, my home, Keaukaha
Kaulana `o Keaukaha
Famous (is) Keaukaha

Kaleohano, `o Kaleohano kou inoa
Kaleohano, Kaleohano (is) your name
Ku'u 'âina, ku'u kulâiwi, a huli i ke kai
My land, my native land, and dashing and receding (is) the sea
Kaulana `o Keaukaha
Famous (is) Keaukaha.

Aloha au iâ Mauna Kea, ike anu o ke ahiahi
Love I Mauna Kea, in the cold of the evening.
Ho'olono, ho'olono, ho'olono i ka leo ka makani
Listen, listen, listen to the voice of the wind
Keaukaha nô e ka wahi
Keaukaha indeed, the place.

 

尊敬の意とアロハの心を込めて私なりに訳してみました。

カレオハノ

(権威と尊敬の声)


カレオハノ、そうカレオハノがあなたの名称
私が生まれ育った土地、私の故郷、私が愛するふるさと、それはケアウカハ
名高し、それはケアウカハ


カレオハノ、そうカレオハノがあなたの名称
私の土地、私の母国の土地、海の波が打ちつけ引き去る
 名高し、それはケアウカハ


愛するマウナケア、夜の寒気の中
ほら、聞いてごらん、耳を傾けてごらん、風の声に
ケアウカハ!当に天下無双の地 

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lava3月5日水曜日の夜に、キラウエア火山プウオオ火口からの溶岩が再び海に流れ込み始めました。


海に溶岩が流れ込むのは2007年6月以来のことなので、7日金曜日に海辺から蒸気が出ているところを見たときにはとても感動しました。


日が沈み暗くなると、蒸気が溶岩に照らしつけられ赤くなって、オレンジ色の溶岩が滝のように流れ落ちる様子がはっきりと見え、まるで下を向けた5本の指のようでした。山側では赤熱の溶岩で木々が燃やされているところや溶岩トンネルから溶岩が流出しているところが赤く見え、その明かりがその上にある雲に反射していました。


新月で暗い夜でしたから、溶岩の光がより鮮明で素晴らしかったです。ハワイ火山国立公園南端で、広い海を渡ってくる風を浴び、波の音を聞きながら望みました。

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mauna loa車のサイドミラーに写っているのは標高約4170mのマウナロア。


マウナとは山、ロアとは長い。頂にはキラウエアのように大きなカルデラがあります。世界一番体積が大きな火山で、海底から海抜までは約5km。海底から山頂までは約9km。


マウナロアの面積は、ハワイ島の面積の約半分であり、ハワイ諸島全島合わせた総面積の約85%を占めています。キラウエアほど活発ではありませんが、世界一活発な活火山のひとつです。

snowboarding
左の写真は、マウナケアでスノーボードをやっている人の姿。4205mの山頂よりも少ししたのところでは、スノーボードやスキーで滑った跡や足跡があちこちにみられます。


海抜ゼロの地点と比べると空気が40%も薄いところですから、この男性は少し登っては休み、少し登っては休みって感じで、滑り始める前はしばらく座って休憩していました。


彼が滑っているところは噴石丘です。マウナケアには噴石丘が沢山あります。火山活動を起こしていたときに噴水のように真っ赤な溶岩が空高く吹き上げ、噴石が積もってできた丘です。どれもこれも巨大な丘です。
puu haukea


左の写真が彼が滑っていた丘です。プウ・ハウケア(Pu'u Haukea, white snow hill 白雪の丘)という名の噴石丘です。その後ろはマウナロアです。この写真を撮った日は、大吹雪の後で新雪で覆われていたときでした。丘全体が真っ白な雪で覆われていて、まだ足跡ひとつない姿です。プウ・ハウケアという名前どおりです。



サイドミラーに映る景色とスノーボードをやってる人の写真は影のオンパレードを満喫した2008年2月20日のもの、プウ・ハウケアの写真は同年2月10日、自然の中に身を溶け込ませた日であり、早朝の山肌にハートを見つけた日に写したものです。 このページのトップへ

sunset早起きをして、満月が沈んでいく姿を観て、朝焼けのマウナケアと日の出を観て、虹がかかる滝を観て・・・ヒロの美しさを満喫したこの日・・・2008年2月20日水曜日。


・・・この日の締めくくりは、マウナケアの山頂ででした。


360度に渡る雲海は低く、雄大なマウナロア山とフアラライ山とマウイ島のハレアカラ山が見え、雲海へと沈んでいく真っ赤な太陽。自分の影がだんだん長く長くなっていくとともに、空の色は刻々と変化していき、東の空にはマウナケア山の陰がはっきりと映り、今朝沈んで行った満月が出てくるのを観るはずでしたが、なんと三日月が見えました。月食だったのです!


lunar eclipse

lunar eclipse左の写真は大気に写るマウナケア山の影です。その頂点の右下に三日月のような形の月が見えています。


山の影が薄らいで見えなくなったころには、月は半月に近い大きさになっていました。空の色が2色に分かれているのは、地球の影が大気に投影されているからです。


空が暗くなり星が見えてきたころには、月はほぼ満月にも戻っていました。まぶしい満月の光によって丘に影ができ、神秘的な月明かりに再び自分の影が現れました。幻想的な月夜でした。


太陽を背にしてみた自分の影、太陽の光線が地球にさえぎられて月面に見えた地球の影、地球の大気に投影された地球の影、月明かりに見える自分の影・・・影のオンパレードでした。

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rainbow falls朝焼けのマウナケアと日の出を、じっくり時間をかけて観た後、コーヒーを飲んで朝食を食べて一息ついたところで、虹の滝(Rainbow Falls、レインボー・フォールズ)へと向かいました。


この滝にはハワイ語名があります。ワイアーヌエヌエ(Waiânuenue)です。私は英語の名前よりも、その日本語訳よりも、このハワイ語の旧名が好きです。ワイ(wai)は水、アーヌエヌエ(ânuenue)は虹で、rainbow (seen in) waterという意味です。


この日も、滝のしぶきに綺麗な虹がかかっていました。空は真っ青で、これこそヒロが誇る青空です。世界一雨が多い市としても知られていますが、私にとってヒロを象徴する天気というのは緑に映える澄み切った青空です。こういう日でも、天気予報では曇りのマークだったりするのが不思議です。

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mauna kea at sunrise早起きは三文の徳。階段で両膝をすりむきましたが、早起きした甲斐がありました!


ヒロ湾沿いのビーチに到着したときは、まだ真っ暗でした。東の空が明らんでくるとマウナケアのシルエットが見えてきて、空の色が刻々と変わっていきました。


ヒロ湾のビーチには何艘ものカヌーが置いてあります。ここのビーチでは海水浴はしませんが、カヌーの練習やトーナメントが行われます。ちょうど私たちが日の出を待っているときに、4人組で1艘出て行きました。


しばらくすると東の空が益々燃えるように赤くなり、マウナケアがピンク色に朝焼けしてきました。カヌーが帰ってきたと思うと、人数が増えていたので、あれ?っと思い、何で出かけたときは4人だったのに、帰りは人数が増えているのと聞くと、あ〜、これはさっき出て行ったのとは違うカヌーだよ、ほら、さっきのは、あそこにいるよって指差してくれました。なるほど、遠〜くに小さく小さく見えていました。帰ってきたばかりのカヌーは、私たちが浜辺に到着した時間よりもずっ〜と前に、満月が沈む前に出発していたのです。


満月の明かりで輝くヒロ湾をカヌーをこいだり、朝焼けのマウナケアを見ながらカヌーをこぐのって、最高だろうな〜っと考えていると、遠くの木々の合間からオレンジ色の太陽が出てきました。とても美しい輝きでした。


波の音を聞きながら、心地よい風を体全体に浴びて、空・山・海の色の移り変わりを観て・・・すばらしい1日の始まりでした。

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シップマン・ハウスの正面にある階段は、1段目が不自然なほどに、普通では考えれないように高いのです。

これは馬や馬車を使っていた時代の名残です。この階段があるところは、ひさしのある車寄せ(ポーテコーシエ poporte-cochere)となっていて、馬車が入ってきて、この高い階段の1段目のところで、人が馬車に乗り降りしていました。この1段目は少し広くなっていて、そこから上は普通の階段です。1800年代から1900年代に移り変わるころのスタイルです。

私は、なぜそのような階段なのか何も気にせず考えもせず、何度も何度も上り下りしていましたが、「あ〜なるほど!」って思ったのは、お客様と日の出を見に行こうと早朝暗いうちにシップマン・ハウスを出発した日のことです。

階段の上のところで木々の合間に満月が沈んでいくところが見えていたので、「うわ〜、きれいだね〜」と感動して、その後、私は階段を「軽やかに」さっさっさっと下りていきました。そこまではいいのですが、薄暗かったせいもありますが(そのせいにしたいのですが、おっちょこちょいの私は)、最後の段のことをすっかり忘れていました。さっさっさの後、びょーんと飛んで落下してしまいました。かなり派手な転び方をしてしまったのですが、両膝ズボンに穴が空いてしまって、膝をすりむいてしまいました。大きなドジを踏んでしまいました。

数時間後、傷口を消毒しながら・・・「あ〜なるほど!」と、その時点でやっと、なぜ階段があのようになっているのか気づきました。

上品な上級階級の女性が馬車に乗り降りしていた姿とは大違いでしたね。もう少しおしとやかに階段を下りていたなら、あんなに不恰好な飛行と着陸はしていなかったでしょうね。で、私が運転する車はピックアップ・トラック・・・これもあんまり上品な車ではないですよねえ。 このページのトップへ

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長谷川 久美子

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