ハワイの自然と文化を紹介し、エコツーリズムと自然保護について考えるためのブログです。<ダーウィンが、ガラパゴス諸島ではなく、ハワイ諸島で進化論を提唱していたら、ハワイの開発や観光のあり方も異なっていたかもしれない・・・>

iwa今年の6月の終わりごろ、キラウエア火山の南東部に位置するカラパナでオオグンカンドリ(Great Frigatebird, Fregata minor)を2羽見かけました。雄だったのでしょうか、雌だったのでしょうか。双眼鏡で見ましたが、遠くだったので、そこまでは確認できませんでした。以前にも南に面した海岸沿いや、北東部の海岸沿いでもみかけたことがあります。今年の7月の終わりごろには、島の西側の海岸沿いで1羽みかけました。それは真っ黒な雄でした。

この写真のオオグンカンドリは雌で、カウアイ島のキラウエア灯台の側で撮影したものです。

カウアイ島では頻繁に見かけますが、ハワイ島では少ないです。ですから、私はハワイ島で見かけるたびに感動します。今回と同じ海岸で1〜2年ほど前に雄のオオグンカンドリが、私がいる真上を、それも、たったの数メートル上を、頭を右に向けたり、左に向けたり、パトロールしながらゆっくりと気流に乗って飛んでいったのを覚えています。

成鳥は全長85–105 cmの大型の海鳥です。尾羽は長く2又に分かれています。体重は体が大きい割には軽く1–1.8 kgです。雄の成鳥は全身が光沢のある黒で、喉に赤い喉袋があります。雌の成鳥は喉は灰色っぽく、胸は白です。幼鳥は頭と胸が白く、喉は淡褐色です。

海鳥ではありますが、羽毛に油分が少なく防水性がありません。泳いだり潜水することはなく、水面に浮くこともほとんどないそうです。何時間も何日間も飛翔することができるそうです。羽ばたかずに帆翔(ソアリング)します。

水面すれすれに飛んで、長い嘴で水面近くにいる小さな魚やイカなどを捕らえたり、トビウオを空中で捕らえたり、他の海鳥(カツオドリやネッタイチョウなど)を襲撃して餌を吐き出させて奪い取ることもします。

オオグンカンドリのことをハワイ語では「イヴァ(Iwa)」と呼びます。「泥棒」という意味です。 このページのトップへ

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長谷川 久美子

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