エコツーリズムと自然保護について考えるためのブログ。<ダーウィンが、ガラパゴス諸島ではなく、ハワイ諸島で進化論を提唱していたら、ハワイの開発や観光のあり方も異なっていたかもしれない・・・>

Wiliwiliデイゴ属の植物(エリスリナ)は世界中の熱帯地方や温暖地に115種あるそうです。ハワイでは熱帯アジア産や南米産のものなど90種以上が植物園や公園などで見かけられますが、帰化はしていないようです。


ハワイ固有のデイゴは一種(Erythrina sandwicensis)だけで、ハワイ語ではウィリウィリといいます。


島の風下側の標高600mぐらいまでの乾燥地帯や溶岩地帯にあるドライフォーレストに自生します。15mぐらいの高さになる木で、幹や枝がオレンジ色系の赤い色をしていて、幹には縦筋の凹凸があり、イボのような短い刺が少しあります。軽い木なので、昔はカヌーのアウトリガー(横に張り出した浮き木)やサーフボードや投網の浮きとして利用されていました。


葉は大きな幅の広い葉を3枚つける三出複葉で、花は枝先に咲き、花序は12〜18cmで、花の色はオレンジ、黄色、白、または薄緑です。開花期は暑い時期(kau wela)の終わりから雨が多い時期(ho‘oilo)が始まる前にかけて(大体9月ごろから11月ごろまで)で、その時期には落葉しています。


さやが捩れて曲がっていることがウィリウィリというハワイ語名の由来です。さやの中の実は赤やオレンジ色で、その実でレイを作ります。


ハワイのドライフォーレストは乾燥地帯にあるとてもデリケートな生態系です。非常に減少してしまっていて約10%しか残っていません。現在わずかに残っているドライフォーレストには、外来種の草や木がたくさん繁殖してしまっています。またリゾート開発や住宅地開発で益々減少しています。


ウィリウィリに害を及ぼす虫も増えています。最近ヒメコバチ(Quadrastichus erythrinae)がウィリウィリの葉に瘤をつくり、花芽の育成を阻害してしまうという問題が多くなっています。 またアフリカ産のマイマイガ(Specularius impressithorax)がウィリウィリの種を食べてしまいます。



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ウィリウィリに関する諺
http://hawaii4u2c.blog63.fc2.com/blog-entry-14.html
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テーマ:自然と自然保護 - ジャンル:趣味・実用

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長谷川 久美子

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