ハワイの自然と文化を紹介し、エコツーリズムと自然保護について考えるためのブログです。<ダーウィンが、ガラパゴス諸島ではなく、ハワイ諸島で進化論を提唱していたら、ハワイの開発や観光のあり方も異なっていたかもしれない・・・>

ハワイ島マウナケア山頂は、天文観測に最適な場所のひとつとして有名です。

光害が少なく、高層ビルがないので、プラネタリュームのように夜空を見渡すことができるハワイ島に20年近く住んでいて、私にとってそれが当たり前のようになってしまいがちです。でも、我が家の庭で、空高く天の川が大きく南の空から北の空に続いているのを眺めると、その有難みを感じます。

私はヒロ市内に住んでいます。昔住んでいたハワイ火山国立公園の近くの田舎に比べると光害が多いですが、それでも天の川がはっきりと見えます。 大きな産業もなく経済的には豊かな島ではないけれども、お金では買えないQuality of Lifeが保たれているんだなって思います。 すばる望遠鏡などマウナケア山頂の天文観測所のために、島全体をなるべく暗く保っているからです。天文学のお蔭でハワイ島は大いに恩恵を受けています。暗い夜空だけでなく、これまでになかった多種多様の職種も増えました。

ハワイ島の街灯は、ほとんどのものが低圧ナトリウムランプ(Low-pressure Sodium Lamp)です。光の色は、オレンジがかった黄色です。低圧ナトリウムランプの利点は、霧の中でも視認性が高く、暗黒の差と、物の凹凸がはっきりと見えるということだそうです。寿命が長く、発光効率(Luminous efficacy)が高いので経済的だそうです。

低圧ナトリウムランプを使用して島をなるべく暗く保つことによって、美しい星空が見れるだけでなく、節電もできるし、ウミガメや鳥たちにとっても良い環境を保つことができます。

ハワイ島の人口は増えていっています。それとともに光害も増えています。街灯の光が下側だけに向くようにするなど、光害を最小限に保つための対策を強化して、今後も出来る限り暗い夜空が保たれますように。 またハワイの他の島々でも光害が少なくなるように努力されますように。マウイ島では2007年1月に街灯の基準法が定められました。

 ハワイ大学のDr. Richard WainscoatによるHawaii's magnificent night skies: Protecting a precious resouce


Saving the starry night skies of Maui



このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの環境保護への取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。

 

テーマ:地球温暖化・地球問題について考えよう。 - ジャンル:ライフ

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長谷川 久美子

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