昨日はワシントンDCに住むバーダー仲間と探鳥に出かけました。
これまで雨・雨・雨・・・だったのに昨日の天気は信じられないぐらい良い天気でした。早朝まだ日が昇ってくる前にヒロを出発しました。ドライブし始めてから30分ぐらいすると、森の向こうに真っ白な雪帽子をかぶったマウナケア山とマウナロア山が姿を現し始めました。朝焼けで山はピンク色に見えました。
ベスが「Is that a heart there?」と遠くを指差して言いました。見てみると本当にハートの形をした部分がマウナケア山の山肌に見えました。大きなハートで余りにもパーフェクトな形なのでびっくりでした。私はこの山を色んな角度から何百回何千回も観ているのですが今回初めて気づきました。バレンタイン・デーは間近だし、それにべスとスティーブにとって、このハワイの旅は結婚40周年を祝うための旅なので、発見のタイミングがばっちり。
山側からはヒロ湾もはっきりと見えていました。真っ青な空に深緑の森、ところどころに見える真っ白な雲。気分爽快でした。繁殖期なので森の鳥たちはとても賑やかでした。これぞハワイ、Heart of Hawaiiです。森全体に響き渡る幸せそうな鳥の鳴き声を聞きながら、生き生きと伸び伸びと何百年も力強く生きている木々の中を歩くと、命の力を感じることができます。強いマナを感じとることができます。
バーダーというのは鳥たちと何か特別なテレパシーを発して同時に周りからのテレパシーを感じとることができるのでしょうか・・・そう思えるようなことが時々あるのですが(偶然といえば偶然なのでしょうが、ただの偶然ではない不思議さを感じるときってありませんか。)、昨日は2回もありました。飛行中のネネの声が聞こえたと思うと木々の合間からネネ(ハワイガン)が飛んでくる姿が見え、私たちのすぐ側にある草むらのところに降りてきました。私たちがそこから離れてしばらくすると声を出して飛んでいきました。その1時間ぐらい後は、「Should we take a lunch break here?」「Sure. We'll have the birds come to us this time.」・・・なんてことを言ったその数秒後に、すぐ後ろにあった大きな岩の脇から黒い鳥の姿がすーっと飛んできたかと思うと、私たちの目の前の木の枝にとまりました。イオ(ハワイノスリ)の幼鳥でした。しばらく私たちと目を合わせていました。飛び立って遠くにいってしまうのかと思ったらそうではなく、また別の木にとまりました。更に近い木でした。こんなに近くでイオと目と目を合わせたのは初めてでした。私たちは自然の中に身を溶け込ませていたからこのような体験ができたのでしょう。
夕方からはマウナケア山の山頂に行きました。山頂部は一面真っ白でした。こんなに沢山積もっているのを観るのは久しぶりでした。スノーボードをやってる人達もあちこちにいました。荷台に雪を山盛りに積んで下山しているピックアップトラックを何台も何台も見かけました。私たちもピックアップトラックに乗っていたのですが、シャベルを持ってきていなかったが残念でした。家で私の帰りを待っている三女に雪をプレゼントしてあげたかったです。(長女がまだ12歳ぐらいだったときに、家族全員で雪をとりに行きました。ピックアップトラックの荷台に山のように雪を積み上げて家に持って帰り、雪だるまをつくって雪遊びをしました。そのころまだ4歳だった三女は今年14歳です。)
オレンジ色に輝く太陽が雲海の中へと沈んでいき、西の空ににっこりと微笑むように三日月が見え、月が沈みかけると夜空は雲ひとつ無く満天の星空となりました。星の誕生の場である輝かしいオリオン大星雲を見つめてからヒロへ戻りました。
このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSが、持続可能な観光について考えるために、あまり観光地化されていない緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。


