先月、裏庭に遊びに来た猫です。私達が裏庭で遊んでいたら、庭を横切ってきました。警戒しているようでしたが、少しずつ近づいてきました。近所の飼い猫なのでしょうか。それとも飼い猫が捨てられて野良猫になったのでしょうか。それとも自分から自由を求めて野良猫になったのでしょうか。
缶詰のマグロをあげると、喜んで食べていました。ミルクも美味しそうに飲んでいました。急な動きや音にはとても敏感のようでしたが、人懐っこい猫でした。今でも毎日のように我が家にやってくるので、三女のペットとなりました。ペットがほしいほしいと言っていたので、ちょうどよかったです。
猫はかわいいですが、野良猫となってしまうと、ハワイの自然にとってはよくないです。絶滅危機に直面している鳥を食べてしまうからです。
先月、野鳥の撮影に行ったとき、州政府の自然管理局の人たちが、野良猫を捕まえるために設置したトラップを点検する作業をやっていました。この乾燥林には、絶滅危機に直面しているパリラという鳥が棲んでいます。雄のほうが多くの残っているそうです。繁殖期に野良猫やネズミが、巣で卵を温めている雌は襲われやすく、卵や雛が食べられてしまいます。
同じ乾燥林に棲んでいたけれども、もう一羽も残っていない種がいます。アキアポラアウという鳥です。最後には雄だけが残っていたそうです。乾燥林に棲んでいたものはいなくなってしまいましたが、雨林には今でも棲んでいます。
パリラはマウナケアの西側に面した乾燥林にしか棲んでいません。昔はフアラライ山やマウナロア山にも棲んでいましたそうです。現在パリラが棲んでいるところは、西洋人がハワイに来たころのパリラの生息範囲のたった5%の範囲です。もともと棲んでいた環境が野生化したヤギやムフロンという野生羊の食害で棲めない状態になってしまったこと、鳥のマラリアやポックスに感染して死んでしまったこと、外来植物の繁殖など、個体数減少の原因がたくさんありますが、野良猫やマングースやネズミに捕食されてしまうということも原因のひとつです。
アキアポラアウもパリラもハワイ島にしかいない固有種で、どちらも絶滅危惧種です。
USGS PIERC: Mammalian Predators in Hawaii wet forests
USGS HVO: Small mammal predators invade Hawaii
USGS PIERC: Palila Restoration
コメント
人間が持つ力をいい方向に利用して、地球をいい環境に保ちたいものですね。
- 2008/06/06(金) 18:16:34 |
- URL |
- Kumiko #lYXiLKrA
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自然を守るのは本当に大変なことなのですね。
人間はそこにある環境に適応するより
自分たちに快適なように環境を変えて来てしまってきたのですよね。
動物はそこにある環境に対応して進化したり、いなくなってしまったりするのに。
クジラのことやカンガルーのことがクローズアップされますが、
人間はもっと謙虚にならないといけないですね。
野良猫たちも生きていくためにエサを求めて生きているのですよね。飢えずに生き延びることって場合によっては大変なのでしょうね。そして、ハワイでは、野良猫やネズミやマングースに狙われて、子孫を残すことが難しくなっている鳥もいる・・・困ったものです。
悲しい現実!
我が家にはたくさんペットが居ます。
ねこ達が庭で遊びますから野良猫が寄ってきます。
人が捨てて行った猫、繁殖した猫、色々居ますが、
やはり畑に入ったりマーキングをして歩いたり、嫌われ者です!
我が家から逃げない猫たちは仕方なく餌でつって保健所に連れて行きます。
とても悲しい現実です!
我が家で飼えない猫たちの為と思って!
間違ってるかもしれませんが、住み着くと子どもを産んでどんどん増えます。
慣れていくと逃げなくなります。
小さな我が家を取っても食・住を求めて必死で生きてる猫たちの生態系が見れます。
小さな事では無いように思えてならない今日この頃です(泣)
- 2008/06/04(水) 17:45:42 |
- URL |
- Lilikoi #JA7XxmbA
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