昔々、月明かりのプナルウ(Punalu'u)海岸に、頭がマウナケアの雪のように白いホヌ・ポオ・ケア(Honupo'okea)という海亀が現れました。砂浜にあがってくると、穴を掘って卵をひとつ産みました。その卵は磨かれたカウイラという木のように光沢がある黒っぽい卵でした。
ホヌ・ポオ・ケアが卵を産み、砂で穴を埋め終えると、赤茶けた体をしたホヌ・エア(Honu'ea)という雄亀が砂浜にあがってきました。ホヌ・ポオ・ケアとホヌ・エアは、砂浜に深い穴を掘り、海に戻って行きました。この穴から泉が涌き出てきました。
ホヌ・ポオ・ケアが産んだ卵がかえるとカウイラ(Kauila)という名前の亀が生まれました。カウイラはホヌ・ポオ・ケアとホヌ・エアが作った泉に住みました。人々はその泉をカ・ワイ・フ・オ・カウイラ(Ka wai hu o Kauilaカウイラの勢いをもって涌き出す泉)と呼びました。
子供達はこの泉に遊びにきました。下から泡が上がってくると、カウイラが寝ているのだと言いました。カウイラは女の子の姿になって現れ、子供達と一緒に遊ぶことがあり、いつも子供達の安全を見守っています。


