チャールズ・ダーウィンが、ガラパゴス諸島ではなく、ハワイ諸島で進化論を提唱していたら、ハワイの開発や観光のあり方も異なっていたかもしれない・・・

Don't spread the seeds.
Kauai Invasive Species Committee (KISC)のポスターです。
外来植物が侵入防止のために、ハイキングをするときには、
靴についている植物の種を落としてくださいというものです。
馬のたてがみや尻尾や蹄もチェックしてくださいと書いてあります。
Lihue-Koloa Forest Reserveにあるトレイルにありました。
ハワイの森には、もっともっとこのような注意書きが必要です。
Ieie
イエイエの花が咲いていました。
ハワイ島と同じくカウアイ島にもこの植物の実を食べる
オーウーというハワ固有の鳥がいました。
1987年以来、観察されていなません。
この実を食べるだけでなく、この花の蜜を吸って受粉をしてくれていたはず。
今では日本から持ち込まれたメジロが受粉しています。
Ohia Lehua on Kauai
外来種の植物が増えている環境ですが、
オーヒア・レフアの木もぽつぽつと残っていました。
Red Lehua
真っ赤なレフアの花が満開の木もありました。
この標高では、今はハワイ固有の鳥たちが棲めない環境となってしまっていますが、
いつか蚊が媒介する鳥の病気に対する免疫ができますように。
Papalakepau 
パーパラケパウ。花を咲かせている木も実をつけている木もありました。
昔、この実の周りについているネバネバした液は、
鳥の羽で装飾品を作るために鳥を捕まえるときに利用されていました。
Yellow Lehua on Kauai
トレイルから少し離れたところに、なぜか気になるオーヒア・レフアの木がありました。
花の色が気になったのです。黄色い花が咲いているように見えたからです。
双眼鏡で見てみるとやっぱり黄色でした。
ハワイ島だと、場所によっては黄色い花をさかせるものを頻繁に見かけますが、
私にとってカウアイ島で初めて出会ったレフア・マモでした。
Hawaiian Airlines

とても幸せな気持ちを胸いっぱいに膨らませて、
ハワイアン航空「エレパイオ号」に載ってリーフエ空港を絶ちました。
エレパイオはハワイ固有のヒタキです。
今年、これまで1種とされていたエレパイオが3種に分類されました。
Kaua'i Elepaio(Chasiempis sclateri)
Oahu Elepaio (Chasiempis ibidus)
Hawai'i Elepaio (Chasiempis sandwichensis)
Hawaiian Airlines

オアフ島ホノルル空港からハワイ島ヒロまでは「アキキキ号」で。
アキキキはカウアイ島固有の鳥で、私は1度しか観たことがありません。
悲しいことにアキキキは絶滅危惧種です。
Honolulu

ホノルルを上空から見ると、山の斜面から海にかけて
コンクリートとアスファルトで覆われた大地。
一瞬にしてカウアイ島とハワイ島が恋しくなりました。
人間って不自然な日常生活を送る変わった生き物だなあ。

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Wiliwili 1 

前の日にハワイ固有のデイゴが咲いているのを見かけたので、
どうしても写真が撮りたくて、朝一番に出かけました。
Wiliwili 2 

ハワイ語ではウィリウィリ
私が大好きな植物のひとつです。
Wiliwili 4

散ったったばかりの花もありました。とても綺麗な朱色。
私がいつも見ているハワイ島のウィリウィリの花の色と同じ。
Wiliwili 3 

薄い緑色の花もたくさん咲いていました。
とても綺麗な色です。
Wiliwili 5 
この写真に写っている葉はキアヴェという外来植物のもので、
ウィリウィリの葉ではありません。

追記: キアヴェ(Kiawe)は、コロンビア、エクアドル、ペルー原産の乾燥地帯を好むマメ科植物です。(Prosopis pallida) 1828年にオアフ島ホノルルのカトリック教会のバシュロ神父がパリからキアヴェの種を持ち帰り、教会の隅に植えました。 1832年には実がなり始め、その一本の木から繁殖が始まり、現在では60700ヘクタール (150,000エーカー)を超える範囲に繁殖しています。

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Lo'i in Waimea Canyon 
渓谷の谷底に見えるワイメア川沿いのタロイモ畑。
Waimea River 
川沿いの土地だけが緑。その周りは荒涼とした赤茶けた土地。
Waimea Canyon 
「太平洋のグランドキャニオン」と呼ばれるワイメア渓谷。
この辺りは雨が少なめだけれど、渓谷よりもずっと向こう側は雨が多い場所。

Annual Rainfall on Kauai 1 

これはカウアイ島の年間降雨量を示したもの。

Annual Rainfall on Kauai 

ワイアレアレの年間降雨量は、過去約100年の記録によると、
平均430インチ(10,922ミリメートル)だそうです!
それって10.922メートル!

私が住んでいるハワイ島ヒロは、
海側で平均130インチ(3,302ミリメートル)、
山側で200インチ(5,080ミリメートル)、
ハワイ島で一番多いところで300インチ(7,620ミリメートル)。
Kalalau Valley 

いつ観ても美しいカララウ渓谷、
 ネーネー(ハワイガン)が2羽すぐ側を飛んでいきました。
Naupaka Kuahiwi 

雨に濡れてしっとりとした、クサトベラ科のナウパカ・クアヒヴィ
Mohihi

前回ここに来たとき(2009年10月)
には花を咲かせていた
シソ科のモーヒヒは今回は実をつけていました。
Kanawao 

アジサイ科のカナヴァオは実をつけ始めたばかりのようでした。

Rainbow at the end of the day


あっと言う間にもう夕方。
山を下り始めると前方に虹が見えました。

Opeapea

日が暮れればオーペアペア(ハワイシモフリアカコウモリ)が出てくるかな。
 オーペアペアもお腹をすかせているだろうけど、
私たちもお腹をすかせているので、これでホテルへ戻ることにしました。

Niihau 

帰り道に見えたニイハウ島。


Wailua River 

夕暮れ時のワイルク川、ここでもまた、
ネーネー(ハワイガン)が2羽、私たちのすぐ上を飛んでいきました。

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Akoko 
 
前の日に入ることができなかったキーラウエア岬国立野生生物保護区へと向かいました。アココ(’Akoko, Chamaesyce arnottiana) の花がたくさん咲いていていました。花は小さくて目立たないのですが、とても良い香がします。トウダイグサ科ニシキソウ属です。
Wedge-tailed Shearwater

アココなどの茂みの下の地面で見かけたウアウ・カニ(オナガミズナギドリ)。卵を暖めていました。目の前の卵は他の親鳥が放置していった卵のようです。この辺にはウアウ・カニ(オナガミズナギドリ)の巣があちこちにあります。

Hill covered with Red-footed Boobies




岬から見える丘は白い斑点だらけのように見えました。アー(アカアシカツオドリ)がいっぱいなのです。素晴らしい。
Red-footed Booby in flight

これはアー(アカアシカツオドリ)が飛んでいるところ。
Red-tailed Tropicbird

コアエ・ウラ(アカオネッタイチョウ)もたくさん飛んでいました。求愛の空中ダンスは何度見てもあきません。
Frigatebird

イヴァ(オオグンカンドリ)は他の海鳥が口にくわえている餌を横取りする海賊のような鳥なのですが、悠々とかっこよく飛ぶ姿を観ていると憎めない鳥です。

Laysan Albatross 
遠くで見えにくい場所なのだけれど、見れて嬉しいモーリー(コアホウドリ)。1977年からこの地域で巣を作るようになったそうです。この国立野生生物保護区の周りは犬などの侵入を防ぐためにフェンスで囲んであります。

Pair of Nene

そして最後にネーネー(ハワイガン)。草を食べる姿も、飛ぶ姿も両方見ることができました。
Kauai Coastal Area 
ホテルへの帰り道、アオイ科のイリマの花が咲く海辺に立ち寄りました。 海辺のサイクリング、とても気持ちよさそうでした。


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Hanalei Bay viewed from Waipa

ワイパーからみるハナレイ湾。ワイパーとはせき止められた水。白い砂浜で川の水がせき止められるところから来た名前だという説があります。

Lo'i in Waipa

タロイモ畑にはアラエ・ウラ(バン)やアエオ(ハワイセイタカシギ)がいました。用水路の中にはオオプというハワイ固有のボウズハゼがいました。

munroidendron racemosum

これはカウアイ島固有のウコギ科の植物 munroidendron racemosum の新芽です。絶滅危惧種です。

Muliwai and auwai

川(muliwai)からタロイモ畑への用水路('auwai)に向かって一列に並べられた大きな岩。昔の人たちの生活の知恵が偲ばれます。
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長谷川 久美子

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